梅雨のカタツムリ三種盛り!

ナタネキバサナギガイ 中池見の貝
梅雨入りと同時に、ようやくまとまった雨が降りました。
きっと、いろんな生き物たちが、
喜び勇んで動き回っていることでしょうね。
ちなみに、先日、久しぶりに雨の降った中池見では、
待ってましたとばかりにカタツムリたちが姿を見せ始めました。
ナタネキバサナギガイ
普段は湿った落ち葉の裏にいることの多いナタネキバサナギガイ。
なたねのような形をしていて殻の入り口にキバのような突起があることから
この名前が付きました。
 
大きさは2~3mmほどしかありません。
 
県内でも限られた湿地でしか見つかっていないというのが信じられないくらい
たくさんいます。
 
ナタネキバサナギガイ
よくみるとなかなかかわいい顔をしていますね(笑)
同じ場所にはナガオカモノアラガイもたくさんいました。
ナガオカモノアラガイ
大きさは1~2cmくらいです。
 
ナガオカモノアラガイは体の大きさの割に殻が小さく、
殻の中に体を引っ込めることが出来ないのが特徴で、
そのために他のカタツムリよりも乾燥に弱いことが知られています。    
 
別の日、スタッフが毛の生えたカタツムリを見つけたというので
写真を見せてもらいました。
オオケマイマイ
そこに写っていたのはオオケマイマイ。
殻の縁に殻皮毛と呼ばれる殻の一部が変化してできた毛が生えているカタツムリです
こちらは、殻の大きさが3㎝弱くらいです。
 
落ちている殻を見かける機会が多い割に、
生きて地面をはっているのはめったに見られないので、
写真を撮ったスタッフがうらやましいです(笑)

コメント

タイトルとURLをコピーしました