MESSAGE
中池見湿地を未来の子どもたちへ
林を抜けると、目の前に一面の草原が開け、気持ちのよい風が通り抜けていきます。
日ごとに、そして四季折々に様々な表情を見せてくれる中池見湿地。
その湿地の中にある田んぼや小さな池や水路の周りでは、子どもたちが夢中で生き物を探しています。
かつて日本中に当たり前にあったこのような里山の自然が、ここにはまだこうして残され、
多様な生き物とともに子どもたちを育んでいるのです。
私たちは、この大切な育みの場を、豊かな中池見湿地の自然を、次の世代へ、
そしてその先々までも、守り続けていきたいと願っています。