中池見の古民家で囲炉裏を囲みながらお話を聴く「なかいけみカフェ」の第5回、ゲストスピーカーは、もふもふとり工房の吉田麻里子さんです。
鳥の羽がなぜもふもふなのか、哺乳類の毛やフェイクファーなどその構造についてやリアルな形にするための難しさを解説してくださいました。
鳥好きであると同時に無類のぬいぐるみ好きでもある吉田さん。以前はぬいぐるみはこどものものという考えが強かったけれど、最近は年齢性別にかかわらずぬいぐるみを楽しむ人も増えてとても嬉しい、だからこそ、もふもふとり工房のぬいぐるみは、おとなも満足できるように、「かわいい」だけでなく「リアル」であることも重要と考えて作っているとのこと。
おとなもこどももぬいぐるみを楽しんでほしいと思うと同時に、風力発電によるバードストライクや、環境の悪化によって生息地を失う野鳥や多くの生き物などのことを思い、今はぬいぐるみと自然保護をどう結び付けていくのかが課題とも話してくださいました。
お話の後は、鳥の羽根をレジンにして楽しんだり、わずかな時間ではありましたが、フィールドスコープでダイサギやモズなどを見せていただくことができました。
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