夜のセンター前のイノシシ

すでにお知らせしているように、センター前は、イノシシの掘り返しで見るも無残に

荒らされています。

8月下旬から、ほぼ毎日夜間の見回りをし、イノシシに遭遇すること7割以上、
親に吠えられることも3回ありました。
イノシシは深山から降りてくる親子と蛇谷方面に潜んでいる親子、七曲方面から
出てくるオスと思われる個体などなど、何グループかあるようで、
ニホンジカも勝屋谷から降りてきていました。
センター前に投光器を2台設置し、ビデオカメラを一晩回し続けて、
掘り返しの実態を探れるか試しました。
月明かりのある夜だったので、カメラの点検をしている午後7時頃に、
すでに子イノシシが3頭やってきていました。
親は闇の中に潜んでいる感じでビデオカメラの電源を入れてその場を離れ、
次の日にビデオをチェックしました。
すると、0時すぎに、子イノシシが1頭、また1頭と3頭やってきました。
ビデオカメラのNIGHT SHOTという夜間用の撮影モードで、焦点が手前に
合っているので、ピンボケの画像です。
最初の1頭、奥からこちらに向かってきました
次の2頭目、これも奥から畦を歩いてきました
少し小振りな3頭目
親は、警戒心が強く、画面には写っていませんが、
午前2時半すぎ、ようやく投光器の光の届くところに姿を見せました。
親と一緒にさらに小さい子イノシシがもう1頭、合わせて4頭です。
4本の足で踏ん張って、鼻先を地面の中に突っ込んで
思い切り土地を放り上げます。
2時間ほどあたりを掘り返して、親は北側に戻っていきました。
しかし子イノシシは、親がいなくなった後も、センター前で朝までずっと
掘り返していました。
稲刈りはなんとか終わりましたが、今後も、毎晩のように畦や水路沿いが
イノシシによって破壊されることが心配されます。
いろいろ試していますが、抜本的な対策がないのが、悩みどころです。

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