昨年、このブログで紹介したマミズクラゲ。
今年も登場しましたよ。
マミズクラゲはクラゲの仲間としては珍しく淡水にすんでいて、
日本にいるものは外来種の可能性があると言われています。
傘の大きさはなんと1mm!肉眼では見つけることさえ大変です。
中池見でも今のところ野外からは見つからず、
展示中のクロゲンゴロウとキベリクロヒメゲンゴロウを飼育している
水槽の中だけに住んでいるようです。
マミズクラゲは一生のうちのほとんどを
ポリプという非常に小さなイソギンチャクのような姿で過ごして、
水温が30℃くらいに上がるとクラゲの姿になるらしく、
水槽から採取したポリプには、
クラゲのもとになる部分が出来ていました。
水槽から採取したポリプ。
中央に見えるのがクラゲになる部分で、
そのすぐ下にあるキノコみたいなものがポリプです。
太さは髪の毛2本分くらい。
この後すぐにポリプからクラゲが分離しました。
今、分離したクラゲを飼育しているのですが、
何せ大きさが1mmしかないものですから
1度見失うといったいどこに行ってしまったのやらわかりません。
受付のすぐ隣にある水槽には、
今にもクラゲになりそうなポリプが沢山います。
皆さんも探してみて下さい!
コメント
マミズクラゲ飼育しています。
日本全国からマミズクラゲポリプを集めています。
世界でマミズクラゲは11種見つかって居るそうです。
日本の池に複数のマミズクラゲが居ないか調べます。
ポリプを譲ってください。
YouTubeで紹介しています。
http://www.youtube.com/user/datemamizukurage
コメントありがとうございます。
私も中池見のマミズクラゲが何者なのかすごく興味があります!
ということで今すぐにでもポリプをお譲りしたいところなのですが、
今日水槽を確認したところあれだけいたポリプが一匹も確認できないのです。
水温の上昇などが原因だと思うので、
これから水温が安定してまたポリプが発生したら
またご相談させてください。
よろしくお願いします。