先週末の27日は、昨年に引き続き、
「みんな寄って江ぇ掘りしょっさ~!」と呼びかけての、江掘り作業を行いました。
昨年も多くのボランティアの皆さんにお集まりいただきましたが、
今年はさらに増え、日頃から中池見にお越しくださっている一般の参加者の皆さんに加え、
昨年同様、つるが環境みらいネットワークからのボランティアの皆さん、
さらに、武生高校のSSHとしての取り組み、
中池見ジュニア環境保全プロジェクトに参加している小中高校生の皆さん、
そしてスタッフも合わせて総勢91名による江掘りとなりました。
本当に皆さん、ありがとうございました!
昔、田んぼをしていた頃には、田植えの前と稲刈りの前に行っていたとのことから、
今年は、昔と同じ時期、7月最後の週末に企画しました。
稲刈りの前というには早いと思われるかもしれませんが、
中池見ではなかなか水がはけない為、
ひと月前には水の流れをよくする、この江掘りを行わないといけないとのこと。
しかし今年は、まだ梅雨も明けず、
例年なら水の少ない時期であるはずにもかかわらず、
今年は水が減らないどころか前夜には、ひどい雷を伴った豪雨となり、
江掘りしづらい状況での作業となりました。
・・・ちなみにこの雷のせいで、センターの電話がつながらなくなったり、
私の自宅PCにつないでいるモデムが壊れ、週明けてようやく復旧となるなど、
なかなかの混乱ぶりでした・・・
と、まぁ、当日の天気も心配されましたが、
おかげさまで、荒れることもなく、穏やかなお天気となりました。
作業を始めるにあたって、中池見ねっとの田上代表理事より皆さまにご挨拶。
さらに、中池見ねっとの地元スタッフのおじちゃんたちから、
作業について、マコモや道具を使っての説明を行ったあと、
さっそくそれぞれに現場に向かいました。
比較的狭くて浅い堀切江は、武生高校の皆さんや一般参加のファミリーや女性の皆さんに担当してもらいました。地元スタッフのおばちゃんたちに教わりながらの作業です。
三つ又から下流を担う江尻組、とにかく深いので大変そうです。
マイウェーダーを持参してくださった一般ボランティアの方々(スゴイ!!)が、
水路に入ってくれました。
こちらは、三つ又から上流の中江組。
三つ又から新田との合流近くまでは、
これまでにコツコツとスタッフが引っこ抜き作業をしていたのですが、
その先のぎっしりと繁茂するマコモやヨシに大苦戦のようです。
堀切江組は、作業にもだいぶ慣れた様子。
なんと、距離にして180mほどを、1時間足らずで貫通させてくれました。
あなどれないですね、ジュニアのパワー!!
一方、深くて幅のある江尻は、距離にして130mほどを、
10人ちょっとでがんばっています。
しかも、がっちり根の張ったマコモやミクリだらけ。
最初、根の張ったマコモに手こずって、なかなか進まずに苦戦していた中江組ですが、
苦戦した場所を越えたら、抜きやすくなってきたとのことで、
いつのまにか、ずいぶん進んでいました。
当初の予定では、昨年並みに人が集まってくれても、
この暑い中、とてもゴールまではたどり着くまい、
おじちゃんたちの中でも、目標は、途中のヤナギの木まで行ければいい、
しかも水路の片側だけでも貫通すればよしとしよう、とのことでした。
が、ゴールが見えてきたら、逆にどんどん貫通させたい気持ちが増してきて、
これ、行けるんちゃう?行けるで、行くか!(笑)
ってな勢いで、体がどんどん上流に向かっていくようでした。
そして、ついに、三つ又から500m近くある中江の最上流地点へ!
せっかくやで、みんなで写真撮ろっさ~とおじちゃんの呼びかけで、
中江組みんなでパチリ!
いやいや、本当にすごすぎる~~!
そんなわけで、2時間足らずの作業で、見事、中江から江尻まで、
あれほど草に覆われていた水路を貫通、流れを通しました。
左は、堀切江のビフォーです。
こちらもジュニアパワーによって、見事貫通~!
いやいや、参加くださったすべての皆さん、本当にありがとうございました!
そんなわけで、感謝の気持ちを込めて、
ふわっふわっのおいしいかき氷!皆さんに召し上がっていただきました。
好天なだけに、暑さもハンパなく、本当に本当に大変な作業でしたが、
それだけに、最高においしく感じていただけたのでは?(笑)
最後に、全員で写真撮影。
体は疲れ切っていることと思いますが、
やり遂げた感に溢れた満足げなお顔が並んでいます。
皆さん、本当にありがとうございました~、ごくろうさまでした~~!
どうぞ、また、来年も、ぜひぜひぜひ!
みんな寄ってなぁ~~!!
素晴らしい皆さんに感謝感謝の一日でした。
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