ホトケドジョウの稚魚

中池見の魚

2010年に10年ぶりに再発見されたホトケドジョウは、今年も稚魚が見つかり、
しっかり繁殖していることが確認されました。
毎年、水路の上の土手をイノシシが掘り返して土砂が崩れ落ちて水路をふさいでしまいます。
ホトケドジョウは夏の高水温には耐えられない魚で、特に稚魚は、湧水が流れているところでしか
生育できません。
ということで、水路の泥上げをしました。(事情により、場所の情報は控えさせていただきます)
作業中に、親のホトケドジョウ、アカハライモリ、シオカラトンボ系のヤゴ、背中に卵を背負った
オオコオイムシ、オニヤンマのヤゴ、トノサマガエル、マメゲンゴロウの仲間、
アカガエルのオタマジャクシが確認できました。
タモ網ですくい取ってみると、カゲロウの幼虫ほどの10mm程度の生き物がタモの底で
ピチャピチャ動いていました。
一目で、ホトケドジョウの稚魚に違いないとセンターに持ち帰って写真撮影をしました。

上から見ると、何の稚魚かわかりづらいです。

横からだと心臓やウキブクロらしきものが透けて見えます。
今年も、しっかり成長してほしいと願って、撮影後、元の場所に再放流しました。

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