2016/9/6(火)
みなさんこんにちは浅利です。
早速ですが、中池見にはどれくらいの両生類がいると思いますか?
両生類とは、カエル、イモリ、サンショウウオのことを言います。
みなさん何気なくスルーしがちのカエルたち。なんと日本には2目10科24属76種81亜種もの両生類が存在します!
福井には19種類。
中池見には……………………………10種類!!
中池見は湿地ということもあり、たくさんのカエルたちが生息しています。
ということで、今回は中池見のビジターセンターに展示している両生類たちを紹介していこうと思います。カエルが嫌いな方もぜひ見て行ってくださいね。
こちらが展示しているカエルの水槽です。
こういう風に、自然に近いレイアウトの水槽をビバリウムといいます。
さらに、陸地メインの場合はテラリウム、水中メインの場合アクアリウムと言うみたいです。
水中には二ホンイモリがまれに顔を出します。
別名アカハライモリとも呼ばれ、その名の通りおなかの赤い模様が特徴です。
正面から顔を見るととてもかわいい子です。見られたらラッキー♪
この子はアズマヒキガエル。
大きくなったら18㎝にもなります。
この子はまだ体長5センチ未満でとてもかわいいです。
寿命は20年くらいですが、最長36年生きるヒキガエルもいるみたいです。
ヒキガエルは頭が良くて、色んな表情を見せてくれるので、飼っていても楽しいカエルです。
大きくなるのが楽しみですね!
この子たちはシュレーゲルアオガエル。アズマヒキガエルもですが、今年カエルになった子たちです。
シュレーゲルアオガエルの特徴は何といってもこの鮮やかな緑色!
アマガエルとは違って変色もあまりしないので、とてもきれいな緑色が観察できます。
アマガエルやアオガエルの仲間はツリーフロッグと呼ばれ、指先に吸盤を持っています。
壁をペタペタと移動する姿はとても愛らしいですよ。
他にも、カタツムリが何種類かいるので、よかったら観察してみてください。
紹介はこれで終わりますが、中池見には他にもモリアオガエル、二ホンアマガエル、トノサマガエル、ツチガエル、タゴガエル、二ホンアカガエル、ヤマアカガエルが生息しています。
これからももしかしたら新しく見つかるかもしれません
冬にはカエルも冬眠しますので、寒くなる前にぜひ一度足を運んでみてくださいね。
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