7月の自然観察会「水の中の生き物に会おう~田んぼ編~」

活動・イベント

毎月第二日曜日は自然観察!
今月は田んぼに住む生き物がテーマです。
館内ではマツモムシやマムシなどの危険な生き物についての注意と
お米作りの場である田んぼで生き物を観察させてもらうときの心得を聞きました。
暑さ対策の確認ができたらさっそく出発です!

昨日は気温34度を超え、ゆだるような暑さでしたが、子どもたちはそんなことおかまいなし(笑)
ビジターセンター前のミニ田んぼめがけて走っていきます。

田んぼについたらすぐに生き物の観察。
生まれたばかりのメダカやトノサマガエルのオタマジャクシについて
みんなで観察会の講師をつとめるスタッフの話に耳を傾けます。

お話の後はみんなで生き物採集!
暑さのためかあまり多くの生き物は見られませんでしたが、それがかえって採集に集中できたようで
体長が3㎜程しかないチビミズムシという水生昆虫や、
環境省によって準絶滅危惧種に指定されているイチョウウキゴケなど、
普段はなかなか目に留まらない生き物も観察することができました。
ミニ田んぼの次は、後谷の田んぼで生き物観察!
ここではハイイロゲンゴロウやクロズマメゲンゴロウ
そして、なんといっても沢山のイモリを見つけることができました。
正確には数えていませんが、子どもたちが捕まえたものだけでも
10匹以上!田んぼにはその何倍もの数のイモリが暮らしているようです。

意外と人気だったのは、田んぼにいた10㎝ほどもある大きなヒル。
幸いチスイビルではなかったのですが、近寄ろうともしない大人とは対照的に、
子どもたちはつっついたりひっぱったり、興味津々な様子です。

観察した生き物をみんなで田んぼに返して観察会は終了。
お天気にも田んぼの生き物との出会いにもめぐまれ、素敵な一日となりました。
ところで来月の観察会は「水路」で生き物の観察!
田んぼと水路で住んでいる生き物がどんなに違うのか?違わないのか?
来月の観察会も楽しみですね~

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