朝、霜が降りました。
寒い朝でしたけど、その分、何だかいいお天気に。
そんな予報だったっけ?と思いながら、
フィールドに出ました。
外来種博物館という残念な別名を持つ、
LNG基地計画の負の遺産である仮設道路。
代表選手であるセイタカアワダチソウは、
蕾がつく前までは抜き、
蕾が付くころには、刈りこむことにしました。
でも、ブタナは周囲を刈り込めば刈り込むほど有利になって、
めっちゃ元気に。
なぜなら、ブタナの葉はこのように地面にへばりついた形(ロゼット)、
これからのシーズンは特に、このロゼット状の葉で、
太陽の光をしっかりと浴びて、根っこに栄養をため込む作戦のようです。
そうはさせじと、今、ブタナのロゼットをせっせと掘ってます。
ちなみに、笹鼻江上流部の水没地点から手前は、
昨年も、今年もすでに掘っているので、
それまでのブタナ畑の道とはまったく様子が変わり、
ブタナが幾重にも隙間なく埋め尽くしていた道端には、
今では野菊がきれいに咲いています。
今日は、遠くてなかなか手が回らなかった、
水没地点より奥の、バイパス沿いの仮設道路に着手。
トンガという平鍬より小さい道具で、
コツコツと掘っていきます。
腰の曲がるしんどい作業ですが、
常連のウォーカーの皆さんが、
ねぎらいの言葉をかけてってくださるのが、
本当にありがたいですね。
コメント
コツコツな作業、頭が下がります。
仮説道路のノギクは山際に咲いていた花から広がったのでしょうね。
ほっとする風景ですね。
のぶどうさん、ありがとうございます~
そもそも、そっけない砂利道で、外来種だらけの残念な場所ですが、
ここを放置しておいては、結局湿地の中は守れないというところから、
果てしない作業ですけど、地道に地道にがんばってます。
本当に地味すぎる作業なんですけど、
常連のウォーキングの人たちがかけてくださる声で、本当に救われています。
こうしてちゃんと見てくれている人たちがいるのと同時に、
この野菊のように、いい場所ができたと思えばそこに広がってくれる、
自然からのご褒美のようなこの風景にも、励まされます。
とはいえ、バイパスにも近く、これをキープするのには、
スタッフだけでなく、やはりボランティアの皆さんのご協力を得たいところです。
そのためにも、やったらこんなにきれいになりますという、
励みになる風景をしっかり守っていきたいと思っています。
もちろん、遠方からの励ましのお言葉も、
しっかりスタッフでシェアして、糧にさせていただきますので、
どうぞこれからも、遠慮なく励ましてくださいませ~(笑)