5日の日曜日、今年も生き物探偵団のカメ調べを行いました。
講師は、昨年に引き続き宍倉慎一朗さん(松戸市立松戸高校講師)。
とにかく暑いので、少しでも早い時間にフィールド活動しましょうと、
前日のうちに仕掛けておいた罠を引き上げに出かけました。
毎回この池から始めていますが、今年はどうかな?
残念!カメは入ってなかった~
けど、ザリガニはゲット!
水路に仕掛けてあった罠にイシガメが入っていました。
以前に捕獲されて個体識別のためのナンバリングをされたものもいました。
カメのナンバリングは、甲羅の端に穴を開け、その位置で数字を読み取ります。
(詳しくは、和亀保護の会のサイト内、「個体識別」のページにわかりやすく書かれていますので、ぜひお読みいただければと思います。)
そして、かご罠の中にはタニシの蓋もありましたよ。カメがタニシを食べた跡だそうです。
中江の水路にかけた罠には、もう上から見ただけでザリガニがごっそり入っているのがわかります。
3つかけた罠のうち、2つはザリガニばかりでしたが、
最後に見た罠には、大小2体のイシガメが入っていました~
ちっちゃい方のカメの首が伸びる伸びる(笑)
やったね!カメをもってパチリ!
さて、危険な暑さなのでシボラ道の木陰へ。
休んでいると、参加されていたお父さんが産卵しているトンボを見つけました。
ヤブヤンマです。
きれいなトンボの産卵にテンションが上がる皆さん。
木陰で一気に体が楽になったこともあり、
シボラ道沿いでの生き物探しに夢中です(笑)
カナヘビやアカガエルなどを見つけては追いかける、追いかける(笑)
カメ調べだったことを忘れたかのように(忘れてはいません(笑))、
いろいろな生き物を見つけては追いかけ、おとなは写真を撮り、
ワイワイ元気にセンターに戻りました。
センターでは、今回捕れた場所をマップにシールで貼り、カメマップを作りました。
また、宍倉さんからあらためて、イシガメとクサガメの違いや、
中池見だけでなく全国で困った問題となっている雑種の問題、
そして、カメの飼い方などのお話を伺いました。
ちなみに今回、この生き物探偵団に先駆けて、
2日前から調査をしてくださっていた和亀保護の会の西堀さんたちによると、
クサガメや交雑カメが思ったより少なかったとのこと。
少なくとも、この日探偵団があげた罠には、イシガメしかかからなかったので、
少しほっとしました。
これからもカメ調べを続けて、クサガメや交雑カメの隔離を進め、イシガメを守りたいと思います。
猛暑にもかかわらず、カメ調べに参加してくださった皆さん、
そして、指導してくださった宍倉さん、
サポートしてくださった西堀さん、多田さん、東邦大学の加賀山さん、
本当にありがとうございました!
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