中池見湿地へのアプローチは、
余座方面からこもれびの道を上がっていただく方法と、
樫曲など地元の皆さんが作業のために利用される、
後谷の道をお越しいただく方法とあります。
余座方面からお越しになると、駐車場があり、そこから歩いてあがれますが、
樫曲からは、駐車場がなく、
後谷をそのまま車で湿地の中まで入ってこられる方も、
最近増えました。
でも、後谷の道は細くて、行き違いができないためとても危険ですし、
奥は行き止まりです。
後谷の入り口に車を停めて、歩いて入っていただくために、
このたび駐車場ができました。
この駐車場に車を停めていただき、
青い看板の矢印方面に向かって500mほど歩いていただくと、
目の前に湿地が広がります。
↑歩くのにいい感じの里道でしょう?
この谷は、昔は棚田の風景が広がる素敵な場所でした。
その風景に少しでも近づこうと、今年、復田したりもしました。
(残念ながら、イノシシの被害にあってしまいましたが・・・)
今も、休耕田には、この時期ミズトラノオが咲いています。
ちょうど湿地までの真ん中あたりにある、お地蔵さん
お地蔵さんの前には、今、ゲンノショウコが咲き乱れています。
どうぞ、お時間がある方は、
後谷からのアプローチも、ゆっくりと歩いて楽しんでみてください。
ちなみに、後谷からセンターまでは、左手の深山沿いに約1キロです。
昔の名残のゲートもありますが、歩く分には横から通れます。
ぼちぼちと案内看板なども整えていきますので、
そのあたりはもう少々お待ちくださいませ。
コメント
あらら、この車,、、
うしろ谷の入口にこの看板ができて本当によかった。
また、いろいろとあった警告看板がなくなってすっきりしましたね。
中でも、一番嫌な感じだったのが、「中池見人と自然のふれあいの里の入口は余座です」という看板。
敦賀市の土地になってからもやはり樫曲からのアクセスや中山や深山を歩くのはなんとのう罪悪感がありました。
赤外線センサーというのもいやだったなぁ。(機能してましたか?)
樫曲から入ると余座から入った人に悪人を見るような目でも迎えられました。汗
それがもうなくなると思うととても嬉しいです。
ゲンノショウコ、早くに咲いた花がもう実になりかけていますね。
熟すと、お祭り騒ぎですね。
いろいろとコメントありがとうございます。
この入り口に置いた青い看板は、以前余座につけてあった看板の再利用です(笑)
この場所につけるなら、中池見湿地、だけでよかったと思いますが、そんな事情なのでお許しください(笑)
ふれあいの里という場所に行く入口としては、やはり余座からの方が断然近いと思いますが(特にセンターまでは1㎞近くありますので)、中池見湿地への入り口としてはこちらからの方が、傾斜もゆるくて歩きやすいし、足元の草花が本当に楽しいですね。
ちなみに、この谷筋も合わせての中池見湿地です。
棚田だった休耕田は、田靴じゃないと心配になる場所もありますし、入り口近くには池もあって、時々水鳥がいたりします。
本当に、そもそもこのあたり、内池見も合わせて、本当に水の豊富な場所なんだなと思います。
ふれあいの里は今は目的がはっきりとした施設ですから、僕はそこへの誘導と素直に思いましたよ。
ただ、湿地の大部分を楽しんでから、行ってほしいですね。
スタッフuenoyama様のおっしゃる通り、中池見湿地は、
この湿地の水抜きをコントロールするためにもかかせない谷、
そして、湿地を取り巻く、取水域としての丘陵地を含めて、中池見だと思っています。
内池見も国定公園に含まれていますし、この豊かな水の環境を守っていきましょう。