先日から始まった、田んぼの準備。
歩いても崩れないように、
しっかりと畦道が作られていきます。
この畦道を作る土は、
以前、ガス基地計画が進んでいた頃、
「堀切」の山を削って、
人と自然のふれあいの里を作った時の残土です。
当時、ホタルも多く出た、
後谷の上流の田んぼに埋め立てたもの。
一昨年の整備工事の際にも、外からの土は使わないようにするため、
この場所の土を使いました。
きれいな赤土は、確かに堀切の、
わくわく山や茅葺き農家のあたりの土と同じようです。
今年は、後谷に駐車場もできたし、
こっちから入るお客さんもようけおるやろうから、
後谷をええもんにして、気持ちよう歩いてもらおうさ、と、
後谷ではこの田んぼ以外には、田んぼの予定はないけれど、
その下の水路脇が崩れて水路が埋まらないようにもしています。
子どもの頃、ご近所の田んぼでは水車で水を入れていた、
水車を漕ぐのはこどもたちで、
自分も、しんどい水汲みではなく、あんな風に水車をこぎたかった、
けなるかった(うらやましかった)と、楽しい昔話に花が咲きます。
その水車、今もどっかにつけてチビッ子にこがしたいなぁ、と、
さらに、盛り上がります(笑)
作業をしている田んぼの、中山側の水路の土手面には、
キランソウがあちらこちらに小さな花を咲かせていました。
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