シリーズ化決定! Fくんのウホウホ顕微鏡シリーズ① ~ミズコハクガイ~

ミズコハクガイ 中池見の生きもの
このブログでも、一番登場回数の高い生き物といえば、スタッフFくん(笑)
ようするに、一番よく中池見の中を観察してくれているので、
いろんな情報を彼から聞く事が多いのですが、
そのFくんが最近外から戻ってくると、
必ず、机の上の顕微鏡を覗きながら楽しげにしているんです。
 
で、何、観てんの~?どれどれ~と覗かせてもらっているうちに、
私も片足はまりかけ、最近は、何気に足元の水に沈んでる葉っぱを見るとひっくり返している、
いや、ひっくり返さずにはいられない衝動にかられている自分に気付きました(笑)
 
それがどんな世界か、ぜひ紹介してほしいとFくんにお願いしましたら、
気軽に引き受けてくれましたので、
不定期企画ですが、これから時々登場してくれます。
どうぞ、お楽しみに~~!
 
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(画像大きくなります)
ミズコハクガイ

半分水に浸かったような落ち葉をめくると、

たまにくっ付いているのが、ミズコハクガイです。
外で撮った時には1匹しか気づきませんでしたが、
あとでこの写真をよく見たら、ミズコハクガイが2匹以上写ってました(笑)
どこにいるか、わかりますか?

 

 

ミズコハクガイ
(1ミリ方眼の上で撮影)
ミズコハクガイ
大きさは2~3mmで、一見すると落ち葉に着いたごみの様にしか見えませんが、
よくよく見ると、渦を巻いているのでやっと巻貝と判ります。
 
ミズコハクガイとヒラマキミズマイマイ
上がミズコハクガイ、下はヒラマ
キミズマイマイ
 
同じグループに属している他の貝はほとんどが長くてムチのような触角をもっていますが、
ミズコハクガイは、触角が短くて愛嬌のある顔をしています。
 
なお、ミズコハクガイは環境省の絶滅危惧Ⅱ類に指定されていて
全国的には希少種だそうですが、
中池見では、普通に見ることができます。
 
 

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