金曜・土曜とかなりの雨になり、観察会は屋内プログラムだけになるのではと
心配されたのですが、悪い予報ははずれ、雨はようやく小休止しました。
ラムサール条約登録後最初の観察会ということで、ホトケドジョウをはじめ魚類の調査で
お世話になっている近畿大学農学部環境管理学専攻の院生・学部生の5人に来ていただき、
講師およびアシスタントをしていただきました。
最初に2階の応接室で、中池見の魚類について説明がありました。
説明の最中にも、家族連れの参加者が続々と来られ、最終的には
大人13人子ども15人の28人という参加者で、部屋がいっぱいになりました。
小さいお子さんが多いこともあって、スライドでのメダカやホトケドジョウの説明は
大変わかりやすくお話してくれました。
その後、1階で、調査に使う漁具について持ってきてくださったいろんな漁具に
さわらせてもらいました。
そして、いよいよ、タモ網を持って、水路で魚を探すことに。
水路は増水して、魚の姿は見つけにくく、そう簡単にはタモに入りませんが
メダカやギンブナ、ドンコ、アメリカザリガニなどが見つかりました。
集まって捕まえた魚をみんなで確認しました
観察が終わったら、アメリカザリガニ以外はもとの水路に返しました。
男の子がひとり、左足を水路に突っ込んでしまいましたが、けがをする人もなく、
観察会は無事終了しました。
次回、8月12日(日)は「水の中の生き物たちに会おう~出てきておくれ、ゲンゴロウ~」
で、大阪府立大学から講師を招いて、ヤゴやゲンゴロウ類のすくい取り調査および
成虫のトンボの観察を行う予定です。
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