敦賀市内だけでなく、福井の方でも、
もっと中池見の魅力を知っていただきたいと、
福井県自然観察指導員の会が開催した、
自然への誘い展に参加出展してきました。
この自然への誘い展は今年で10回目を迎えるイベントで、
県内で自然観察会を行っている皆さんそれぞれに、
感動した風景の写真や、
自然をテーマにしたスケッチやクラフト、
身近な自然の観察記録や標本など、
いろいろな自然の楽しみ方やそれを味わう喜びに溢れた作品展です。
福井県立図書館のエントランスで行われました。
折った色紙に蝶やカエルや花などの型を書き写し、
そのとおりに切って紙を開くと出来上がる、簡単な遊びです。
自分の好きな色紙の上に切った形を載せてラミネートをかけて出来上がり。
難しい型をものすごく真剣に集中して切っているお兄ちゃん、
思わず周りの大人もつられて真剣な顔で見守っています(笑)
中池見で長年活動されているNPO法人ウェットランド中池見の笹木さんの展示。
この誘い展にも毎年出展されているだけに、
2枚のパネルいっぱいに中池見の魅力が満載!です。
懐かしい活動風景や、中池見の四季の美しさに加え、
袋状埋積谷・泥炭といった、目には見えにくいけれど、
とても重要な中池見の特徴もわかりやすくコンパクトに解説されていました。
英語版のパネルまであり、
これまで外国にまで足を運び、何度もアピールされてこられた笹木さんの、
中池見への情熱の深さが、ジンジンと伝わってきました。
こちらは、先日バードウォッチングでもお世話になった、吉田さんの展示。
こちらも長年続けてこられた調査のデータとともに、
撮りためてこられた野鳥の画像が紹介されています。
貼り切れないから、どうぞ、自由に見てねとばかりに、
テーブルの上にパネルが積み重ねられていて、
吉田さんのサービス精神がうれしかったです(笑)
そして、1枚分のパネルに、余裕をもった小規模展示(苦笑)で、お恥ずかしい限りですが、
昨年やった活動の中で、本当に楽しかったミニ田んぼを、皆さんにご紹介したくて作った展示です。
5m×5mのちっちゃな田んぼ。
もう他では見たり触れたりすることができなくなりつつある生き物たちと、
ここでは当たり前のように営みをともにしていることが、とても贅沢で幸せに感じました。
ほんのおままごとではありますが、自然を楽しむこと、大切に思うことの入り口としては、
大人、こどもを問わず、本当にオススメです~
という気持ちを込めましたが、拙い展示でお伝えできたかなぁ・・・
でも、このような作品展に参加させていただいたおかげで、
皆さんのとてもユニークな取り組みに触れることができ、
本当に楽しく学ばせていただきました。
また、来年が楽しみです。
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