LNG基地計画時に工事用道路として通されたこの道は、
外来種博物館と呼ぶほどに、様々な外来種がはびこっています。
中でも、ここから湿地の中にまで侵入しているセイタカアワダチソウは、
本当に難敵です。
センターからも一番遠い場所にあるこの道沿いのセイタカは、
なかなか手がつけられず、本当に困っています。
そんな中、福井南高校の全校生徒の皆さんや先生方270人が、
今年もセイタカ抜きボランティアに来てくださいました!
皆さんによるこの活動は、今年で3年目。
継続してきてくださることに、本当に感謝しています。
ご挨拶のあと、さっそく出動!
400mほどの区間に広がって作業していただきました。
↓こちらは、昨日のブログにも書きました、
今年から手を入れている、七曲と工事用道路との迂回路。
ススキとセイタカがせめぎ合っている場所です。
しかも、部分的にちょっとした小山になっていて、
とてもとりにくい場所です。
でも、ありがたいことに、皆さん気持ちよく、
そして軽々と(ここが私たちと違う(笑))とりかかってくれました。
(画像大きくなります)
ススキの足元に密集して生えているセイタカ。
急斜面を踏ん張りながら、皆さんとっています。
とる人も大変ですが、とったものを運ぶ人も大変なんです。
とる人、運ぶ人、役割分担しながら、作業はどんどん進みます。
迂回路の奥から、どんどん運び出してくれています。(画像・左)
そして、作業終了時間には、この通り。(画像・右)
道路の方に運び出してくれたセイタカの山の前で、
ポーズとっていただきました~
いやいや皆さん、本当にありがとうございました!
(でも、もっとたくさんの皆さんがこの山を作ってくれたのに、
撮影が遅くて、皆さんに入っていただけなくてごめんなさいね。)
ちなみに、道路沿いでの作業の様子です。(画像・左)
大人数であることを利用しての連携作業をしてくださってます。
このやり方だと、みんなで踏み荒らすことなく、
しかも湿地の中の方のセイタカも抜けるので、とてもありがたいです。
作業のあとは、すっきり(画像・右)
画像、左がビフォー、右がアフターです。
道沿いは、セイタカの黄色が消えました。
こちらも、ビフォーアフターですが、
それにしても、ここもすごい山ですね。
でも、こんな山が、この道沿いにたくさん出現!
本当に、大人数での作業ならではの成果ですね。
本当に、地道な作業ですし、
なかなかキリのない作業でもありますが、
それでも、あと少し、あと少しと、
その区画だけでもとりきろうと、粘ってくれた皆さんの姿は、
とっても頼もしくて、こちらも励まされました!
今日は作業ばかりで、中池見をゆっくり散策する時間もとれなかったと思いますので、
ぜひ、また遊びにいらしてくださいね。
本当に、お疲れ様でした、ありがとうございました!
ちなみに、皆さんが帰った後で、
セイタカの回収作業をしてくれたおじちゃんたちの話では、
軽トラに山盛り12回運んだけど、まだ半分にもならん、
ようけとってくれたもんや~、とのことでした。
いやいや、たまげました・・・
昨日は強風でぶれてしまった、七曲のサクラタデです。
今日も、若干ぶれ気味ですが、
セイタカのないきれいなススキの原が背景で、救われましたね(笑)
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