昨日は、中池見湿地のラムサール登録をお祝いする敦賀市主催の式典がありました。
カメラは持っていたのですが、何だかバタバタしてしまって、
使うことができず画像ありませんし、
冒頭の県や市のご挨拶の言葉もゆっくりとは聞けず、
ちょっと残念でした。
でも、その後スクリーンに映し出された、
中池見の美しい映像、
これは、大阪の富田林在住でNPO法人ウェットランド中池見会員桑本順子さんが、
この日のために、長年撮りためてきてくださっている中池見の映像を編集しての、
中池見愛あふれる映像で、
一気に中池見モードに入ることができました。
さらに、中池見の守護神ともいえる先生方のお話で、
ラムサール登録までの道のりを振り返ることができました。
特に、坂巻先生のお話の冒頭で、
中池見を愛し、守ることに奔走しながら、
このお祝いに集うことかなわず亡くなられた方々への哀悼の言葉があり、
一気に熱いものがこみ上げてきました。
よちよち歩きのこどもが大人になるほどの時間、
ラムサール登録までの長い道のり。
その道のりの中で学んだ多くのことは、
ラムサール登録からの、未来への道のりの上に横たわる多くの「難問」、
外来種の問題、
保全に関わるマンパワー不足、
急がれる農業技術や文化の継承、
何より、湿地の命の水の供給源である山に迫る危機「新幹線」の問題、
などなどに取り組む私たちの大きな糧になるはず、
いえ、しなければならないと、気持ちを新たにした時間でした。
コメント
式典、参加してきました。
市長さん,ラムサール条約に登録される条件に言及されてました。
1、国際的に重要な湿地であること。2、条約締結国が法的に保護をしていること。そして、第3に、地域住民が保護に関して理解していることをお話しになりました。
僕は,その第3の条件を市長が強く述べられたように感じました。
staffさんがおっしゃっておられる今後の活動に関して,地域住民や中池見ファンが何ができるか,考えなければならないと思いました。