先日稲刈りが終わった田んぼの中をのぞいてみると、
一昨年の今頃には必死に探していた、
マルバノサワトウガラシが咲いていました。
昨年もあった場所なので、
きっとあると信じて、稲刈りを待っていました。
実は、ミュージアムの前に置いてある展示コンテナの中に、
デンジソウやミズニラといっしょに、
このマルバノサワトウガラシも、わんさか生えていて、
わんさか咲いています。
ちょっと多すぎて、他の二つの存続が危ないと思うほどです。
コンテナに植えたわけではなく、
元々、デンジソウがあった場所の泥の中に種が残っていたのだと思いますが、
デンジソウの展示のつもりがいっしょに出てきてしまっているという、
大変贅沢な話です。
でも、やっぱり田んぼの中に出てきてくれたものは、
同じ花でも感じ方がちがいますね。
しかも踏まれずに、刈られずに、上手に残ってくれてました。
ちなみに、周囲には、ああ・・・という、残念な子たちも(苦笑)。
そこは、田んぼですからしょうがない、むしろ、
そういうものもあることで、そんな中でもどっこい生きてる感が、
田んぼ雑草らしくていいとも思います。
ミュージアムの前のコンテナのようなわんさかと咲くマルバノサワトウガラシが、
田んぼの中に出現する日がきてくれるでしょうか。
きっとそんな日がくる、そう信じて、また来年もみんなで田んぼをしたいです。
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