自然は厳しいね、咲き始めたヌマトラノオでも命のやりとり。

まずは、残念なお知らせから・・・
昨日お伝えしたばかりの、不思議の池でのカルガモの抱卵。
今朝には、8個の卵が1個になっており、
その1つもお昼にはなくなっていました。
ヘビか、イタチか、カラスか?
ともかく、誰かに食べられてしまったようです。
自然の厳しさとはいえ、
ちょっと微笑ましいカルガモ親子を想像してしまっていたので、残念です。
そのようなわけで、今月の観察会は予定通り不思議の池で行います。
さて、こちらは中江道にあるヌマトラノオの群落です。

ヌマトラノオ

下の方から少しづつ咲き始めました。
センターのそばの群落は、ぽつぽつと花芽がつき始めた程度なので、
こちらは、早いですね。
さっそく、モンシロチョウが花の周りを飛び回り、花の蜜を吸っています。
ヌマトラノオ
と、思ってよく見ると、
実は、ハナグモの仲間に捕まっていたのでした。
ヌマトラノオ
ヌマトラノオの花と変わらない、小さなクモですが、
がっちりとチョウの首根っこにかぶりついている様子。
自然は厳しい、と同時に、命はめぐるってあらためて思います。
生まれなかったカルガモの卵も、誰かの命につながってるんだよな、
あったりまえなんだけど、
それ見てちょっとだけしんみりしたりして・・・。
あくまで自分勝手な見方ですけどね。
微笑ましく見てしまう親ツバメのエサやりなんて、
雛の口に入れられる虫の立場でいえば、
オレのためにしんみりしろよって話です(苦笑)
でもまぁ、当たり前が当たり前すぎて、粗末なことにならないためにも、
こんなこと感じる機会は、
今どきの生活をしている私たちにはもっと必要かも。

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