コケが生え、茅もボロボロになってきていた状態の北側の屋根!
8月末から9月上旬にかけて葺き替え工事がおこなわれました。
茅を全部取り外し、新しい茅を葺き替えます。
新しい茅を並べている様子。
このハリの先に縄を通し、茅を縛っていくそうです。
屋根の外側からハリを刺し、裏側にいる人に掛け声をかけながらきつく縛っていました。
ハリを刺すときは、裏側にいる人にどちら側に針が出てくるかわかるように、
「山側5センチ!田んぼ側10センチ!」と
声を掛け合いながら作業されていました。
大きな掛け声が中池見の湿地全体にひびいていました。
「すいませ~ん。写真撮らせてください。」のお願いに、
快くお返事くださった作業中のお兄さん方。
お兄さん方が使っている道具がコレ↓
ギザギザの切れ込みが入っている道具。
これを使って、側面をそろえているのだそうです。
茅葺き屋根の裏側の様子。
しっかりと縄でしばってありました。
葺き替え中の様子を見るのは初めてだったので、
上の方まで登らせてもらったり、裏側も見せてもらいました。
(作業中のお兄さん方のご厚意で・・・)
他にも、屋根の部分に少し腰を掛けさせてもらったのですが、とてもフワフワした感触でした。
表面をはさみで整えて完成!
暑い中での作業おつかれさまでした。
コメント