秋のセンボンヤリ! 中池見の植物 2012.10.27 センボンヤリって秋にも花が咲くって知ってました? と、いっても春に咲くようなかわいい花とは違いますけどね・・・。 秋の花は、細い管状の先にタンポポの綿毛のような実をつけます。 花?って思われるかもしれませんが、これが閉鎖花といって 開花せずつぼみの中で自花受粉して結実する花なのだそうです。 (↑画像:先が閉じて茶色くないものが閉鎖花、 茶色いのは冠毛、つまり実の先についている綿毛です) 熟した実です。 近くで見ると、フワフワしててとてもかわいいです。 センボンヤリの名前の由来、大名行列の時に使う毛のついた槍(千本槍)に たとえて名前がついたようです。 中池見の里山にたくさん咲いています。 閉鎖花を見られるのは、今の時期だけですよ~! 共有:投稿
コメント
ほう。コイツ、秋にも花を咲かせるのですか。知らなかったッス。
これは、もう結実した状態です。
閉鎖花は、こうなる前の蕾のような状態をさします。春は筒状花とその周りに、舌状花がとりまきますが、秋は筒状花のみです。
春より、葉っぱも立派だし、花柄もくらべものにならにくらい立派に伸びます。
褐色の花冠をつけた様子が毛槍に似ているのかもしれませんが、閉鎖花の先の尖った状態の様子も、僕には、武器としての千本槍に見えます。
訂正: 褐色の花冠(誤)→褐色の冠毛(正)
七七丸さん、フォローをありがとうございました。
記事内で、閉鎖花と実が混乱していました。
訂正を兼ねて、閉鎖花(ちょっとピンボケ)のアップの画像も加えましたので、ご確認くださいませ。
ちなみに、私も最初、この閉鎖花が乱立する様子が、千本槍だと思ってました~
後で、綿毛の様子が毛槍に似ているからと知って、そうなの?と、若干、未だに釈然としないんですけど・・・(笑)
uenoyamaさん、ありがとうございます。
千本槍の名前は、戦国の人心も荒んだ時代についた名前ではなく、戦乱も終わって、平和な時代になり、武器も装飾具としての役割がメインになったころについたのでしょうね。
この2週間、週末の用事で出掛けられていません。今日は天気悪いし、、、
先週、昼休みに野坂山の山麓をちょっと散歩しましたがセンブリやリンドウが咲き始めています。中池見周辺の丘陵地にも咲いているんだろうな、と思います。
クロヤツシロランも結実して花茎を伸ばしているころかな。あれも、中池見じゃ千本槍状態ですね。