中池見人と自然のふれあいの里では、
毎月第2日曜日の午前10時より、自然観察会を開催しています。
9月の自然観察会のテーマは、カヤネズミの巣を探してみよう!です。
カヤネズミは人の親指ほどの大きさで、
体重は7グラムほどの日本一小さなネズミです。
主にヨシやススキ、中池見ではマコモなどを巣材にして、
手と口で葉を裂いて器用に編みこんで手毬のような巣を作ります。
ネズミというと悪さをするイメージが強いかもしれませんが、
カヤネズミは草地でしか生きられない生き物で、
人家に入ってくることはありません。
ちょうど夏の終わりから今頃、稲の穂が伸びる頃に巣を作ることがありますが、
お米よりはヒエの方が好みなんだそうで、
田んぼでは、害虫も食べてくれますから、
稲一株ほどを、仮住まいに使わせてあげていただければと思います(笑)
さて、そんなカヤネズミは、とっても臆病である上に夜行性なので、
なかなか成体を見ることはできません。
でも、巣を見つけることができれば、カヤネズミが生息している証拠になりますから、
中池見では、その巣を調査して、カヤネズミの生息を確認しています。
9月の観察会では、その調査で行うように、カヤネズミの巣を探してみます。
巣を見つけることは、誰にでもできますので、
どうぞ、お気軽にご参加くださいませ~
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◎日時:9月13日(日)10:00~12:00
◎集合:中池見人と自然のふれあいの里 9:45集合
◎参加費:200円(小学生以下無料)
なお、小学生以下の方は保護者同伴でお願いします。
◎持ち物:飲み物、タオル、帽子、長靴、雨具、虫除け、
草原を歩くので、長そで、長ズボン、軍手の用意をお願いします。
◎小雨決行ですが、天候の具合によっては屋内プログラムを行います。
◎お問い合せ
中池見人と自然のふれあいの里
TEL 20-1110(月曜日を除く 9:00~16:30)
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