2017/03/09
こんにちは!浅利です。
もう消えそうですが雪が積もったので今日は動物の足跡を紹介したいと思います。
まずは特徴的なウサギの足跡です。
後ろ足が長く、特徴的な足跡のつき方をします。
次にこの足跡です。一見ウサギの足跡に見えますが、テンの足跡になります。テンには足跡が何通りもあり、ちょっとややこしいかもしれません。(ウサギ型やシャクトリムシ型など)
ウサギの足跡と違うところは後ろ足の足跡の大きさがが前足とあまり変わらないところです。
また、ウサギは足が毛で覆われているため、指の跡などはなかなかつきません。
こちらはイタチ。小さいことともみじみたいにつく足跡が特徴的だと思います。
可愛い手形がついていました。
これは見たことがある方もおおいのではないでしょうか?イノシシの足跡です。湿地に近いほど多く見かける気がします。
シカやイノシシ等は偶蹄目と言い、その名の通り蹄が偶数になっています。
イノシシの足跡の特徴は、副蹄がシカと比べてしっかりとつくところです。
そしてこちらがシカです。
シカの副蹄はイノシシと比べ高い位置にあるため、あまり深くはつきません。山の中に比較的多い気がします。
最後ですがこちらの足跡なんの動物だと思いますか?
感のいい人は分かってしまったかもしれませんが、カモシカの足跡になります。副蹄が少ししかつかないこと、蹄の間が空くことなど特徴はありますが、分かりにくいので周りの他のフィールドサインも見ておかなければいけません。
この場所はいつもカモシカの糞溜めがあるのでカモシカだとわかりました。
こういったフィールドサインが分かれば野生動物の写真を撮りやすくなるかもしれませんね。
梅の花も咲く季節になりました。ぜひ見に来てくださいね!
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