中池見は環境教育や社会体験活動のフィールドとして、
活用していただいていますが、
生き物学校田での田んぼ作りも、その一つです。
今年は、咸新小学校、気比高校付属中学校、粟野中学校のみなさんが、
田植えをしてくださいました。
まずは、4月26日に田植えに来てくださった咸新小学校5年生のみなさん。
裸足で田んぼに入ります。
泥に足を取られながら田んぼの中で大奮闘。
でも家で田植えを手伝っている子もいて、
長くかかると思っていた田植えもあっという間に終了しました。
田植えのあとは、お地蔵さんの谷から流れる冷たい山水で足を洗い
さっぱりして記念撮影しました。
続いては、5月7日の気比高校付属中学校。
ユネスコスクールとしての活動で、
今年中池見に来てくれている3つの班のうちの一つです。
この田んぼ班は、当初からずっと続く活動となっているので、
班の中には、今年で3年目という生徒さんもいて、
作業ももう手慣れたもの。
サクサクと進んで余裕でした、さすが~(笑)
そして、最後は5月17日、社会体験として来てくれた、
粟野中学校2年の3人の生徒さんです。
置いてあった苗箱を持ち上げると、下からワラワラとアカハライモリが(笑)
アオサギなどから身を隠していたんでしょうね。
こちらの3人は、田植え初体験。
粘る田んぼの泥に足が抜けず大苦戦の様子です。
ベテランの保全スタッフから苗の植え方を習って、いざ!
苗の束を受け取るのも慣れたころには、そろそろ終了。
田んぼの隅の方まで植えてもらって生き物学校田の田植えが完了しました。
田植えをしてくださった小中学生のみなさん、
本当にご苦労様でした!
田んぼの横を流れる水路には、
初夏を感じさせるまぶしい日差しを受けて、
美しい翅のニホンカワトンボが、今年もヒラヒラと飛んでいました。
コメント
子どもたちの姿は嬉しいですよね。
写真を拡大してみてみたら、あれっ後谷の左斜面雑木を切ってさっぱりしてない?
そのせいか、光が入って、透明な田んぼの水面に作業する姿が映ってますね。
さっぱりしてます(笑)
木は陰を作るので、稲の成長に悪いということで、本来田んぼってどこもさっぱりしてるんですよね。ただ、モリアオガエルの卵を期待して1本大きな木を残してありますよ。