先週は、様々な出来事がありましたが、どれもご報告が遅れて焦っております(苦笑)
台風も通過したところで、ここからボチボチアップしていきます。
先週末に開催された、水草研究会全国集会から。
水草研究会は、研究者だけでなく、学生さんや一般の愛好家の方もおられる、
とても自由な雰囲気と水草愛あふれるステキな研究会です。
水草研究会の会長、角野康郎先生。
中池見でもずいぶんお世話になっています。
今回は、長年の研究の中で日本のフローラに追加された水草についてのお話、それと合わせて、
ご自身を第2世代と呼び、それに続く研究者の皆さんのご活躍について、水草研究の未来への期待も込められたお話を伺うことができました。
口頭発表の後は、ポスター発表。
それぞれの研究成果について、熱心なやりとりがされ、1時間以上あった時間も物足りない様子の皆さんでした。
2日目は、エクスカーション。
午前は中池見へ、午後は三方五湖へという日程です。
樫曲から入って、湿地が開ける江尻口で記念撮影をした後は、それぞれに興味関心のあるもの、ある場所へとどんどん進んでいかれます。
記念写真直後から、江尻の田んぼでさっそくヒメビシを見つけて観察する皆さん。
まだ稲が植わっている研究田を取り囲む(笑)皆さん。
デンジソウがフツーにある様子に、喜んでいただけたようです。
研究田の2枚目以降は、稲もないので、草の中をズンズンと捜し歩きます。
ここでのトピックは、チョウジタデとウスゲチョウジタデの見分け方。
色々見分けがある中で、確実なのは、花が咲き終わってきれいに落ちた痕に、
毛が生えているかどうか、ということだそうです。
私もよくわからなかったので、とても勉強になりました~
他にも、この日には稲刈り直後で間に合わないかなとおもっていたヤナギスブタが1つだけ花をつけてくれていて、これにも感激!
私も、よくぞ咲いて待っててくれたと、ヤナギスブタに感謝でした(笑)
食べても平気なくらい元気なデンジソウやミズトラノオ、ヒメビシなどをご覧いただき、皆さんも中池見の水辺を堪能いただけたと思います。
また、私たちの下見の時点では見つけられなかったミズオオバコも見つけていただき、いろいろと伺いたかったことを伺うことができ、私たちにとっても充実した有意義な時間となりました。
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