こんにちは!浅利です。
もうすっかり春でとても暖かい日が続いています。
皆さんはもう中池見湿地に来て虫を見ましたか?
今回は今中池見でみられる春の虫について紹介しようと思います。
まず最初はこちら。
知る人ぞ知る春の虫、ビロードツリアブです。
虫が大丈夫な方は上の写真をクリックしてください。
もふもふです!
アブと言っても吸血をしたりするわけではなく、花の蜜を吸います。
菫の花にもよく来るのでぜひ探してみてください。
とてもかわいいこの時期にしか見られない生き物です。
こちらのかっこいい生き物はハマダラハルカ
学名はHaruka elegansと素晴らしい名前です。
名前の通りエレガントですね。
トビイロツノゼミです。
セミではなくツノゼミの仲間です。
ハチもよく観察できます。
こちらももふもふでかわいいですね。
イタドリハムシです。
派手!
今ならよく見られます。
ゾウムシの仲間…までしかわかりません。すみません。
この仲間はゾウの鼻のように伸びた口が特徴的です。
グンバイムシの仲間です。
この派手なクモは!
アオオビハエトリです。第一脚を上げてかわいいポーズで相手を威嚇します。
きれいな青色をしていて、中池見ではよく見かけます。
このクモはアリをよく食べるようで、アリの行列でよく見かけます。
まずアリに一回噛み付き、アリに毒を入れます。
噛み付かれたアリは動けなくなり、全然動けなくなったら
このようにアオオビハエトリに捕食されるのです。
この毒は人間には害はなく、小さい虫、特にアリによく効くようです。
クモというのはみんな基本毒をもっているのですが、日本に人間に効くような毒をもつものは
コマチグモの仲間と、特定外来生物のセアカゴケグモの仲間くらいなので、あまり出会うことはないと思います。
春の虫には意外と派手なものも多く、このヨダンハエトリもとてもきれいな色をしています。
このほかにも沢山生き物が見られるので、ぜひ中池見に見に来てください。
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