後谷の駐車場から自転車でセンターに向かおうとしている道中、
水路に渡してある板に止まっているトンボを見つけました。
地面に水平に止まるのは、サナエトンボ科の特徴です。
ヤマサナエかキイロサナエかなと思いがら、携帯の力メラでカシャ!
朝なので寝てるのか、かなり近づいても逃げようとしないので、さらに近づいてカシャ!
どうもヤマサナエでもキイロサナエでもない雰囲気です。
せっかく朝寝?をしているのを邪魔するのも悪いので捕獲せずに、
あとで図鑑で調べてコオニヤンマであることがわかりました。
腹部の黄色い模様や胸前部の模様が特徴的で、上からだけでも
コオニヤンマであることがわかります。
コオニヤンマという名前ですが、オニヤンマとは全然別のサナエトンボ科です。
オニヤンマが飛んでいると思って見ているトンボがオオヤマトンボであったり、
コオニヤンマであったりすることは、よくあるようです。
同じく、携帯で近づいても逃げずに写真に納まってくれるトンボとして
マユタテアカネを撮りました。
顔面の黒い点が目立つのと、上の写真ではわかりませんが、オスの尾部付属器が
上にそっているので、一目でわかります。
湿地内は、オニヤンマ・ギンヤンマ・オオシオカラ・シオカラ・チョウトンボ・
コシアキトンボ・ウスバキトンボなどが飛び回っているのに、また、まもなく
ノシメトンボ・ナツアカネ・アキアカネが目立ち始めます。
マユタテアカネは数としては少なくはないんですが、山際の水辺で、
ひっそり止まっていることが多く、見つけやすいトンボです。
コメント
マユタテアカネの眉紋は眉というより
鼻の穴に見えてしまい可笑しくなってしまいます。
腹端の突起は上に反り上がり,
胸の黒条はぽつんと孤立した状態なので同定は楽でした。
もっと成熟した赤いマユタテアカネを写したくなりました。
itotonbosan、コメントありがとうございます。
私も、よくマユタテアカネの名前を思い出せず、
なんだっけ?、ほら、あのブタトンボ、などと、呼んでいます(笑)
眉が目立つからマユタテなんでしょうねぇ。
でも、そもそもどうして目の下にあるのに「眉紋」というのかなぁと、
不思議に思っています(笑)
コオニヤンマの複眼が離れているのに,
オニヤンマの方はくっついていました。
雄の腹端は曲がり「へ」の字に見えます。
似ていますがサナエトンボ科で違う仲間でした。