さてさて、前日に探偵団のみんなと西堀さんがかけた10個のかご罠、
果たしてカメは入っているのか?
ドキドキのかご罠回収に出発です!
ビジターセンターに一番近い池のかご罠は・・・
お?なんか入ってるでぇ~~
野菜のエサに、イシガメ1匹とアメリカザリガニが5匹も入っていました。
さすが、どちらも雑食だけあって、野菜もちゃんと食べに来るんですね~(笑)
けっこう立派なザリガニです。
続いては・・・
チビっちゃいイシガメとギンブナです。
ちなみに、カメは洗濯袋に入れて回収です。
こうして、順々にかごを引き上げて中を確認していきます。
こちらのかご罠には、美味しそう、いや、立派なモクズガニやスジエビが(笑)
こちらは、イシガメとクサガメが入っていました。
『カメのオスメスの見分け方、昨日お話したけど、覚えてる?尾の付け根が太い方が?』
『オス!!』
『そう、よう覚えてたね~』
『いやぁ~、これは立派なクサガメやなぁ~、みんなのお母さんよりは年上やね(笑)
それから、かごの中に入ってた、これ、タニシのフタやね。
なんで、タニシのふたが入ってたんやろう?』
『カメが運んだ!』
『そう、だけど、わざわざ運んだんじゃなくて、
タニシを食べたから、フタだけウンチに混じってたんやね。』
さて、こちらのかご罠では、なんじゃこりゃ~(笑)
ナマズや~~!
ナマズは肉食やから、トマト食べに来たわけじゃないよね。
でも、あれ?ここにザリガニの殻が残ってるねぇ。
もしかしたら、トマトを食べに来たザリガニを食べに入っちゃったのかな?
こちらは、イシガメやクサガメがいくつも入っていました~!
『カメは夏はたくさん食べて成長して、冬は冬眠して食べないから、
甲羅に年輪ができるんだよ。』
さて、洗濯袋に入れて持って帰ってきたカメを仕分けます。
イシガメ、クサガメ、心配していたミシシッピアカミミガメは入っていなかったものの、
残念ながら、イシガメとクサガメの交雑種もいました。
クサガメは10年ほど前までは、在来種と思われていましたが、
その後、江戸時代に中国などから入ってきた外来種かもしれないということ、
また、イシガメと交雑してしまうため、その扱いをどうするか、
各地で問題となっているそうです。
まさに、中池見でもその交雑種が確認されたことから、
これから、対応を考えていかなければなりません。
今回、探偵団のみんなが暑い中、頑張って調査してくれたおかげで、
中池見のカメ事情が見えてきました。
これは、本当に大きな成果です。
探偵団のみなさん、そして、楽しくわかりやすく指導してくださった西堀さん、
本当にありがとうございました~!
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