ナカイケミヒメテントウ発見の興奮から一夜明け、穏やかな日曜日です。
空には雲一つなく、さわやかな晴天となりました。
さて、今日は自然観察会。テーマはちっちゃなちっちゃな生き物、特に貝です。
目当ての生き物はほとんどが大きさ2~3mmほどしかないため、観察は
持ち帰って行うことにしました。
参加者の皆さんにも小さな容器を配り、お気に入りの生き物を連れて帰ってきてもらいます。
まずはみんなで石の裏の生き物を観察してみます。
ここで目を慣らしたら、田んぼへGO!
いたいた。ミズコハクガイです。わかりますでしょうか?
手に持っている草の切れ端の中ほどにある黒い点が、
ミズコハクガイという希少な巻貝なのです。
「小さい…」「老眼にはつらい…」「こんなもん目に見えんでよ」
など、様々な意見がありました。笑
さて、目が慣れてきたところでナカイケミヒメテントウを探してみます
参加者さんと頭を寄せ合って探してみるものの…
見つからない。やはり沢山いる生き物ではないようです。
気を取り直して、センターへ戻って生き物の観察です。
今回の観察会では、ナガオカモノアラガイ、ミズコハクガイ、
ナタネキバサナギガイ、ゴマガイ、ベッコウマイマイの一種など
沢山の種類の貝が見つかりました。
捕まえたナガオカモノアラガイを顕微鏡で観察してみると、
案外可愛い顔してると思いませんか?
観察会が終わっても顕微鏡をのぞいている参加者さんの姿も。
お楽しみいただけたようでよかったです。
さて、来月の観察会のテーマは「春見つけウォーキング」!
オウレンやショウジョウバカマ、タチツボスミレなど
もうはや咲いてる気の早い草もありますが、4月になれば
その種類もぐっと増えてきます。
春を見つけにお越しください。
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