今の時期、山に入るとあちこちからタゴガエルのちょっと苦しそうな？独特な声が聞こえてきます。普段は沢沿いの穴の中で暮らしていて、卵もその穴の中で生むので姿を見ることはめったにありません。図鑑によると、その卵は真っ白で一粒一粒が大きいので、とてもきれいなのだそうです。
それならその卵を見つけてやろうじゃないか！ということで、タゴガエルの声が一番よく聞こえる沢に行ってみると、いきなり大人のタゴガエルが出迎えてくれました。
かなり近づいても逃げません。どころか鳴き続けていました。ほかのカエルよりずいぶん落ち着いています。
これは卵も発見の可能性大！
いくつかの穴をのぞいてみると…
あった！タゴガエルの卵だ！本当に真っ白！
もっともっと探し回らなければ見つからないと思い込んでいたので、あっさり見つかってしまって少し複雑な気持ちです(笑)
以前から観察したいと思っていたので、タゴガエルに断りを入れてから少し拝借してきました。
これも図鑑に書いてあったことなのですが、タゴガエルのオタマジャクシは卵からかえると何も食べずにカエルになるらしいのです。
現在この卵はふれあいの里にて展示中です。上手くいけば今週中にも真っ白なオタマジャクシが見られると思います。ぜひお越し下さい!
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