8月の観察会、人も生き物も大賑わいでした

自然観察会 活動・イベント

 

「水の中の生き物たちに会おう~出てきておくれ、ゲンゴロウ~」
と題した8月の観察会、、大阪府立大学から平井先生を講師に招き
ヤゴやゲンゴロウ類のすくい取り調査および
成虫のトンボの観察を行いました。

センター2階で説明ですが、スライドのみならず、みんなが手にしているラミネート
された両面カラーの生き物シートは、新たに作成していただいたものです。
画面のマツモムシ、かまれたら数日間は激痛が続きます。
すくい取りで、実際タモに入ったので、適切な注意点でした。

外に出て、移動しながら、トンボの観察。
ミツガシワの小池で、シオカラトンボやショウジョウトンボ、チョウトンボが飛んでいました。

水生昆虫のすくい取りのポイントに移動する最中に、堀切の水路でも
すくい取りをしてみました。
過去にはクロゲンゴロウが入ったこともあるんですが、大半はメダカと
アメリカザリガニと、観察エリアの定番でした。

七曲の入り口には、ウスバキトンボが群れていました。
トンボの専門家、森岡さんに的確な説明をしてもらいました。

道中で、チョウトンボもヒラヒラ飛んでいて、捕まえてもらいました。メスですね。

仮設道路沿いの池の端で、すくい取りの方法についての説明を受けました。

いよいよ、捕獲開始。
ヒメゲンゴロウ、ヒメガムシ、コシマゲンゴロウ、不明のゲンゴロウ、
シオカラトンボのヤゴ、ギンヤンマのヤゴ、サナエトンボのなかまのヤゴ、
ドジョウ、ドンコ、などなど、予想以上にいろいろ見つかりました。

プラスチックケース入れ、センターに戻って並べて整理しました。

ホワイトボードに書ききれないほどの生き物がリストアップされました。
名前のわからない小さなゲンゴロウの仲間もまじっていました。

おまけに、とても色鮮やかなニホンアカガエルも。
10時の気温が32℃という暑さの中、また、晴天続きで水位が低下して、
水生昆虫を探すには不利な状況で、ナミゲンゴロウに出会うことはできませんでしたが
予想以上に、たくさんの生き物を観察することができました。
大阪府立大の平井先生、森岡さん、松岡さん、お盆の渋滞の中で、中池見まで
足を運んでいただき、本当にありがとうございました。
9月以降も、調査活動、よろしくお願いします。

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