敦賀の特産品を使った神楽商店街オリジナルの「しめ縄飾り」をいただき、事務所の玄関に飾らせていただきました。
このしめ縄飾りには、中池見のミニ田んぼで、神楽商店街の皆さんが田植え、草取り、稲刈りまで手作業でしてくださった藁も使われています。（稲刈りの様子はこちらから）
敦賀オリジナルのしめ縄飾りという縁起物の仲間に、中池見で育てた稲わらを入れてくださったこと、本当に感謝しています。
ラムサール条約登録から１０周年を迎えた今年、本当に多くの方々に応援や励ましをいただきました。そして、このような現場での保全作業に参加いただいた方々が増えたことも本当に嬉しくありがたかったです。
特に、ミニ田んぼのサポーターさんたちには、稲架立てや電気柵、水口などを直していただいたり、田植えと稲刈りだけじゃない、米作りに大切な作業を共に担っていただけるようになったことが、何より心強く、「昔ながらの風景を残し続ける」という難しい課題にも、希望を持つことができました。
このしめ縄飾りの中の１本の藁となる、ということ、これが中池見湿地のこれからの在り方を示しているようにも思い、とても感慨深いものがあります。
頭の痛い問題も次から次へと降って湧く一年ではありましたが、こうしてこの立派なしめ飾りを飾れることに大きな喜びと感謝が満ちてくる、ステキな年越しとなりました。
本当にありがとうございました。
どうぞ、皆さまよいお年をお迎えください。。。
（上野山）
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