8/20は、福井新聞社の「みらい・つなぐ・子ども探検隊 敦賀編」ということで、
県内各地から37人の子ども探検隊の皆さんが、中池見に来てくれました。
【センターでのオリエンテーション】
中池見での探検メニューは
A:センター・茅葺き農家見学
B:ザリガニバスターズ
C:水生生物調査
皆さんは3つの班に分かれて、
これらのメニューをローテーションして探検するために、
それぞれのスタート地点に向かいました。
ホトケドジョウの住みかはどこかな?
田んぼに生えている、田の字に似ている草を
何と言うのかな?
クイズを解きながら、センター内の生き物を
観察したり、展示パネルを見ながら学習したり
しました。
茅葺き農家の建物には、昔の農具が展示され
ています。
子供たちには、農具も初めて目にするものば
かり。
「農家の建物は、実は3階建てなんだよ!」の
声に、階段を探す子供たちが続出でした(笑)
地球環境基金からの助成を得て、
今年、湿地内には、
100個を超えるカゴわなを仕掛けて、
懸命にアメリカザリガニを防除しています。
ザリガニは子どもたちにも人気の生き物です。
でもそれを防除するのはどうしてか、
皆さんに考えてもらい、理解してもらってから、
カゴあげを始めました。
この日は、48個のカゴわなを、
探検隊にあげてもらいました。
カゴによって、数には違いがありますが、
多いカゴには38匹も入っており、
3班合わせて、528匹も捕れてしまいました。
天候や水位の変化で相当増減はありますが、
この日は普段の倍でスタッフもびっくり。
たくさん捕れたのはいいけれど、
決して喜べない現実です。
魚は水路の中央ではなく、端に
隠れているので、両側を集中して
探しました。
隠れているので、両側を集中して
探しました。
あまり水深はなく、パッと見たところでは
魚なんていそうにないのですが、37人が
交替しながら約30分ほど探したら、
カワムツ51、アブラボテ13、
ドンコ8、シマドジョウ6、
ヨシノボリ類4、ドジョウ2、
魚以外ではスジエビ9、各種ヤゴ8、
モクズガニ5、サワガニ2、ヨコエビ2、
など合計115個体が記録されました。
時々小雨降るあいにくの天気の中、
予定時間をオーバーするほどの熱心さで、
探検隊の皆さんはたっぷりと中池見を楽しんでくれたようでした。
探検隊の皆さん、本当にお疲れ様でした~
どうぞ、また中池見に遊びにきてくださいね!
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