地球環境基金報告会に行ってきました。

活動・イベント

2011年から地球環境基金より助成を受け、中池見ねっととして行う、
外来種防除、ミニ田んぼ、江堀り、ナイトウォッチング、中池見フォーラム、
環境フェアの活動資金としてトータル4年間、活用させていただきました。
今年度が4年目となり助成の最後の年となり、その総括の報告ということで、
11/28(金)に東京の品川で行われた、地球環境基金の報告会に増田理事と中川で
行ってきました。
発表団体は44団体、4グループに分かれ、その中のグループB(11団体)の方の前で
報告しました。
ほんとに、いろんな方が活動の助成を受けておられますね~。
野鳥保護、ESD関連、海外でのごみ処理や衛生改善活動、日本でのリサイクルや
エコバック活動などなど、やることは違えど、それぞれが一生懸命活動されて
いる様子がよくわかりました。




4年間の総括と言いながら、発表時間が10分しかなく、
かなりざっくりなかんじな発表になり増田理事が悔しがっておりました。
主に、外来種防除やミニ田んぼの成果についてのお話をご報告。
ザリガニ防除の記録は、改めて見てビックリ。
あの暑い熱~い夏の日、熱中症になるかと思いながら、カゴワナ100個を
水路から引き揚げた、思い出がよみがえります・・・( ̄▽ ̄)
引き上げたカゴワナには、大量(大漁!!)のザリガニたち(゚д゚)!
そりゃ、いろんな生き物いなくなるよね~と思ったものでした。
ほんとに、日々の積み重ねでコツコツとやってきた成果が、
カトリヤンマやアオヤンマの確認や、明らかに数年前よりトンボの
飛んでる数が増えていたり、ホタルもいっぱい飛んでたり、
その他の希少な水生昆虫や植物の増加につながっていったんだなと
思います。
ミニ田んぼも参加者が年々増えて、32区画89名の参加。
皆さんのおかげで、実際、ミニ田んぼには希少種がわんさかと増えまして。
今年は、皆さんに田植えから脱穀、精米までの1連の作業を
やっていただいたのもあってか、ミニ田んぼのアンケート結果は、
また参加したいとの声がほとんどで、希少種を守るためのお米作りに
理解と共感をいただいているのがよくわかりました。
ブログなどでもご紹介していますが、中池見の保全活動へのご理解も広がり
市民のボランティアの方の参加、市内はじめ、県内外からの企業や団体の方の
ボランティアの参加もじわじわと増えてきています。
発表の前に行われた、講演でも企業とNGO・NPOとの協働をテーマに、
「富士山の森づくり」推進協議会の実例報告がありました。
行政・企業・団体でwinwinwinの関係が作れてこそ、同じ目的に向かって、
大きく回り始めることができるというお話を聞きました。
信頼しあうからこそできた。
と、登壇者の参加企業の方、運営団体の方、口をそろえて言われます。

足りない部分は補いあい、助け合い、わからないことを理解しあう。
一朝一夕ではいかないそのあたりを、丁寧に積み重ねてこその結果なのでしょうね。
大事にしていかなければいけないことだと思いました。
地球環境基金の助成は、今年度で終わります。
助成があったればこそ、できていたこともあると思います。
が、それで終わりにしてしまうには余りにももったいない。
継続的に活動するため、中池見をより良いものにするためにも、
市民の皆様をはじめとした多くの方に、ますますご理解とご協力
いただければと思います。
まあ、いろいろ書きましたが、難しいことは抜きにして、
まずは、一度来てみてくださいねってことで~(≧▽≦)
春夏秋冬、ステキな場所なのですよ。中池見って。

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