11/9、先日の記事でもご紹介したように、
元気なふるさとの里山整備事業の補助を受け、
以前の台風で倒れた大木を使ってたくさん薪ができたので、
薪アートにチャレンジしてみました。
当日は、気持ちよい秋晴れで、作業日和。
里山里海研究所の永木さんから、今日の作業の流れを説明いただき、
さっそく、それぞれ作業にかかります。
積み上げていく薪を両端で支えるための竹を切ったり、
薪の断面の色で模様を出すために、薪割り機でいいサイズに割ったりして積み上げる準備をしています。
古民家の軒下に置いた下絵を描いたボードに合わせて、ベースとなる赤っぽい断面を積んでいきます。
デンジソウのために、大きな材を4つ割りにして剥いた杉の皮を入れたり、対照的な白っぽい薪を薄く剥いだ板をかませたりして輪郭を浮き立たせるのがなかなかの苦労でした。
しかし、それより大変だったのがウサギでした。
下絵の通りにしていれば、きっとウサギに見えるはずと思いつつ、
積み上げていると周囲とそれほど色の違いがはっきりわかりませんし、
これでいいんかなぁ~、できてる気がしない~と、不安がりながら進めていました
それでも、前足、長い耳が仕上がってくると、これはもう間違いなくウサギだね!と、この仕上がりにみんな大満足!
お散歩に来られたお客さんたちにも、ちゃんとウサギに見えるでと言っていただきホッとしました(笑)
作業の後には、石窯で焼いたピザや薪ストーブで焼いたお芋を楽しみました。
最後の「2020」の数字が入ったところで、前面を叩いて安定させ、さらに念を入れてシュロ縄で固定して出来上がりです。
当初の予定では、左側にはカエルの絵を入れる予定でしたが、タイムアップとなり、今回は初めてということもあり、無理せずここまでとしました。
どうでしょう?デンジソウとウサギです。
今年の冬、もし雪が多ければ、ちょうど雪の上をはねるように見えるのでは?(夏毛だけど・・・)と妄想しつつ、お越しになったお客様にも楽しんでいただければと思います。
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