三十一文字の中に中池見の魅力満載!敦賀市短歌人会の皆さん

中池見の風景
昨日は、敦賀市短歌人会の皆さんが、
中池見を題材に短歌を詠みにこられました。
例年は、センターで歌を詠む前に、
フリーに各々散策されていたのですが、
今年は、ご案内を仰せつかり、いっしょに歩かせていただきました。

つるが短歌会 

短歌を詠むために、のんびりと風景を愛でられるのかなぁと思いきや、
みなさん、メモを取ったり、植物のことなど質問されたりして、
とても熱心なご様子。
 
え~・・・突然ですが、ここで一句(笑)
 
畦歩き おたまじゃくしの群れを見つ、童のごとくはしゃぐ人たち
 
いかがでしょう・・・はい、失礼しました!(笑)
つるが短歌会
午前中、湿地内をゆっくり散策し、
昼食のあと、午後は皆さんで歌を詠み、
楽しく充実した一日を過ごされたようです。
会が終わり、皆さん帰られる間際に、
皆さんの詠まれた歌をご紹介させていただけませんか?とお願いしましたら、
ご快諾くださって、昨年の作品から3首ご紹介くださいました。
デンジソウ
いくたびも  君と来たりし里山に
今日は 田いちめんの 田字草見る
杉本 智冶子さん
茅葺きの 古民家にひんやり 風通り
古びたる臼 土間すみにある
矢部 田鶴子さん
草の名を あまた教へて もらひしも
憶えてをりしは 夜這い草のみ
上田 善朗さん
どの歌も、一気にその風景や、空気感や、
楽しげな笑い声まで、伝わってくるようです。
敦賀市短歌人会の皆さん、素敵な作品をありがとうございました。
どうぞ、これからも四季折々の中池見の魅力を、
歌に詠んで、お楽しみくださいませ!

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