記録的な大雨も上がり、皆さん長靴を履いての観察会が始まりました~
講師は昨年に引き続き、南 基泰先生(中部大学・応用生物学部環境生物科学科)です。
まずは、館内の展示やパネルで、地層や湿地の説明を聞きました。
メダカと植物の分布には相関性があり、中池見は北と南の両方が見られます。
また花粉は硬い殻に覆われているため、数万年間土に埋もれても壊れず、その土地の過去の様子を知る手掛かりになるそうです。
…いかに普段ぼ~っと、館内を歩いているか、こんなにちゃんと書いてあるのに知らんことばかりです(反省!)
いきなりへぇ~の連続の後、さっそく外へ・・・
ここからは、フィールド版へぇ~なお話の始まりです。
クズ 一見3枚葉ですが、実は1枚が切り込まれたもの。
今、海外で迷惑な存在になっている植物です。
ちなみに、クズの根で作る葛根湯は風邪の引きはじめではなく、肩こりや悪寒など血の巡りを良くする効能があるそうです。
柿 日本古来のものですが、祖先は熱帯産!?
柿の葉に抗菌性があるのは、もうご存知ですね
お馴染みのデンジソウ 福井県でココだけ自生。
先週は、パエリアに、おひたしに美味しく頂きました~
ヨモギ お灸の原料ですが、今は中国産ばかりに…
漢方薬の話も飛び出し、質問にも丁寧に解説くださいました
ネジバナ 左巻き、右巻きありますが、因果関係は無く、先生曰く「ただの気紛れ」(笑)
というわけで、1時間半の間に解説いただいた植物は40種を超え、先生の幅広い知識に感心と納得しきりの観察会でした!!
南先生、ありがとうございました。またお話を聞きたいです!!
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