というわけで、いよいよ始動しました『ザリガニマジで獲る!チーム』の初回の活動をご報告します。
今回は、かご罠の改造です。
これまでは、大小のかご罠を、仕掛ける場所の水位などに合わせてしかけていました。エサはわりとすぐに食べられて逃げられてしまうので、何日もかけっぱなしにはできず、その日のうち、もしくは翌日に引き上げる、というやり方でした。でも、これを毎日続けるようなマンパワーもありません。
そこで、宮城県で活動されているシナイモツゴ郷の会さんが研究を重ねて作られた、1週間かけっぱなしでも連続捕獲できる方法を取り入れることにしました。
アメリカザリガニが暗いところを好む習性を利用して、エサでおびき寄せるかご罠と黒いシートをかけて暗くしたかご罠を合体させるというのが、今回の改造して作るかご罠の仕組みです。
エサは、穴をあけたタッパー容器の中にいれて、臭いはするけど食べられないようにします。おびき寄せられたザリガニは、そのまま暗い方のかご罠に入って溜まっていく、はずです。
大きいかご罠と小さいかご罠を合体、黒いシートも準備しています。
試しに水路にかけてみました。
まだ寒いのでどうでしょうか、来週が楽しみですね。
ザリガニマジで獲る!チームは、これまで毎月第3日曜日に行ってきたザリガニバスターをさらに本気度を上げた、その名の通り、マジで獲る!目標13000匹!としています。
10年前には、資金もマンパワーもがっちり投入し、50個以上のかご罠を毎日かけまくって、年間25000匹近く獲った年もありましたが、施設に常駐していたからできたことで現状としてはもうそんなやり方はできません。
毎日かご罠上げをしなくてもいい方法はないかと探していたところ、宮城県のシナイモツゴ郷の会の取り組みを知り、1週間に一度のかご罠の見回りで成果を上げている、これならできるかもしれない、とはいえ、持続的に見回りをつづける仲間が必要、ということで、サポーターズバンクの皆さんにお呼びかけして、「ザリガニマジで獲る!チーム」を結成することにしました。
なお、毎月第3日曜日に行っているザリガニバスターズは、たも網などでザリガニを探しながら、水辺の生き物も観察する、ファミリー向けの活動として継続します。こちらもどうぞ、ご参加ください。
※なお、中池見人と自然のふれあいの里は、福井県の感染拡大特別警報が4/10まで延長されたことを受け、原則市内在住者の利用に限られています。野外の活動にはどなたでもご参加いただけますが、施設内での飲食などはご遠慮ください。
(上野山)
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