10日は、1月の自然観察会。
今回のテーマは、おもしろ冬芽を探そう!です。
春には葉や花となる冬芽は、
冬を越すために、それぞれなりの工夫がされていて、
もこもこの毛をまとっているものや、ウロコ状に皮を覆っているものなど、
とっても個性的な造作をしています。
加えて、落ちた葉の痕「葉痕」には、水や栄養を送る管の痕がまるで人の顔のように見えたりするものもあり、とってもユニークです。
そして、ただ形が面白いだけでなく、植物の名前を知るヒントになることも多いのです。
でも今回はあまり難しいことを考えず、
とにかく、形のおもしろい冬芽を探してみようということで歩きました。
大きな木のものは見えにくいので、
実生で生えているような、若い木を中心に見ていきます。
枝先をルーペでのぞいたり、スケッチしていきます。
丸い花芽がポンポンのようなクロモジ、小人の兵隊さんのような赤い帽子のネジキ
ウロコをがっしりまとっているクワ、山伏のようでもありムササビのようにも見えるシンジュ。
王冠乗せてるクサギ、王冠というよりはチョンマゲ(笑)なアジサイ。
アジサイの冬芽は、もう先が開いて、伸びようという感じですね。
暖冬だからでしょうか?
こちらは、冬芽といっしょに、花が一つほころんでいた古民家前の紅梅です。
ちょっと高いところに見えていたゴンズイの冬芽を、
常連さんの羽鳥さんに撮っていただきました。ちなみに、紅梅も羽鳥さん提供画像です。
オモシロ冬芽のゴンズイですが、それよりびっくりしたのはこのアブラムシたち。
なんで、ゴンズイにだけこんなについているんでしょうね。
さて、センターに戻って、皆さんの書かれたスケッチを見せてもらいました。
こちらもみなさんそれぞれに、印象の残ったものの違いや、
その特徴の捉え方など、やっぱり個性がでるんですね~
絵だけでなく、見た感想などをたくさん書きこんでくれたのは、
小学生の参加者さん。
楽しさが溢れてました~♪
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