大変遅くなりましたが、8日の日曜日に行われた自然観察会の様子をおしらせします。
日曜日は、「自然の恵みでリース作り」ということもあってか、
たくさんの方が参加してくださいました。
ツルはリースにするにはとてもいい材料ですが、まずは、ツルを採るだけではなく、
採るのには意味があるという説明からさせていただきます。
この写真を見てください。
ツルが木に巻きついて、幹が締め付けられているのがわかります。
また、ツル同士が絡み合っている木もあります。
このようにツルをほったらかしにしておくと、木が大きくなることができなかったり、
腐ってしまうこともあるのです。
少しでも、木が育ちやすくなるようにと、時々手を入いれてあげないと、
ツルが生い茂り、大変な状態になってしまいます。
そのために、里山の手入れは必要なことなのです。
このような趣旨を理解していただき、木に巻きついているツルを採って
リースを作っていただくということをおこなったわけです。
さて、早速ツルを採りに出かけましょうということで、
普段は人の入らない山道へ向かいました。
皆さんツルを見つけると、その場でクルクルと輪に束ねてセンターに持ち帰りました。
さて、センターに戻ってからは、お好きなように飾りつけをしてくださいということで、
皆さん、リボンや木の実を使って、黙々と飾りつけをおこなっていましたよ!
(松ぼっくり、ドングリ、木の実などは、事前に常連のウォーキングの皆さんが拾って
きてくださったものや、スタッフが用意したものです。)
それぞれ、皆さん思い思いの素敵な作品ができあがりました。
このように、自然の恵みでこんなに素敵なリースが作れるんですね!
参加された方々皆さんが、楽しかった~って言ってくださって、
私たちスタッフも、HAPPYな気持ちになれた一日でした。
コメント
手つかずの自然が「自然」だと思っているヒトのなんと多いことでしょう。手入れしてこその里山なんですけどね。自然破壊だ、森林伐採だと無責任に騒ぐヒトのなんと気ままなことか…。
人間が生きていくための長い営みの結果、里山の生態系ができたのですよね。
gさんそうですよね!
手つかずの自然だけが「自然」ではないですよね!?
色々な考えの方がいらっしゃると思いますが、
一度人が手を入れた里山は、人が守っていかないといけないのでは?と、私は思うのですが・・・。