今日は、咸新小学校で、「中池見感謝のつどい」を開いてくださり、全学年すべての皆さんから、とても素敵なメッセージをいただきました。
咸新小学校は、新たに角鹿小中学校に統合されることとなり、今年度をもって閉校されます。
閉校するにあたり、毎年子どもたちが活動してきた中池見湿地や私たち中池見ねっとに対して、感謝の気持ちを伝えたいとこのつどいを企画してくださったとのこと。なんと光栄なこと!
6年生のみなさんが何だか素敵なプレゼントを用意してくださっているとは先生から伺っていたのですが、まさかまさか、全校児童のみなさんの拍手に迎えられてのセレモニーとは思いもよらず、実はお気楽にカメラ係のつもりで伺ったものの、びっくりして、緊張して、オタオタして何も撮ることができなかったのでした、ごめんなさい(苦笑)
セレモニーは、コロナ禍で一堂に会することはされず、各学年それぞれの教室で廊下を通る私たちを拍手で迎えてくださいました。そして、6年生の教室でのセレモニーの様子を各教室にリモートで中継、各学年の代表の方がメッセージを読み上げるたびに、あちらこちらの教室から拍手が聞こえてきて、みんなの姿は見えないけれど思いがいっぱい伝わってきて本当に感激でした。
そして、メッセージ集とともに、6年生のみなさんが描いてくださった絵をいただきました。
先生にお願いをして撮っていただいた6年生のみなさんとの記念写真です。
もっときれいに撮りたかったのですが、スイマセン!
でも、この絵は、近くビジターセンターの方に展示させていただく予定ですので、ぜひ、そばでご覧ください。
とても優しい緑の湿地の中に、みなさんがしっかり観察してくださった様々な動植物が描かれていて探すのが楽しいほどです。
そして、実はこの6年生が4年生の時に作ったキタノメダカの水槽にメダカが1匹元気にいるとのことで、私たちの方で引き取らせていただくことになりました。
左の黒い服は、当時、水槽を作るためのアドバイスをしていた浅利くんです。
現場では何も思わなかったのですが、↑この写真を見て、こどもたちがめっちゃ大きくなってるやん!と、あらためて思い、水槽を作った当時の写真を探しました。
ほらね!(笑)
ね?ね!(笑)
この時も本当に熱心に水槽見たり、話を聞いてくれてました。
ちなみに、この前に後谷で生き物調べもしていたのですが、こんな感じ。
長靴の上まで泥が来て完全にはまった状態ですが(笑)気にせずガサガサしてましたね。
どの学年も、中池見でははつらつと生き物調べやセイタカ抜きや田んぼの活動をしてくれていました。
そして、みんなで報告会やいろいろな場所で中池見湿地のことを伝えてくれていました。
そんな咸新小のみなさんの活動に、私たちもずいぶん元気をもらっていました。
私たちの方こそ、皆さんに感謝の気持ちでいっぱいです。
明治6年に創立され148年もの長きにわたり、東郷地区の子どもたちを育む大切な場として在った咸新小学校。
親・子・孫とも咸新小やというお家も多いとのこと、明日には、卒業生のみなさんが集っての催しもあるそうです。
残された時間は少ないけれど、咸新小での時間をどうぞ楽しんでくださいね。
コメント
素敵なセレモニーですね。
中池見を大切に思う人たちの活動の積み重ねを感じます。
湿地を作った泥炭層のようです。
コメントありがとうございます。泥炭層は1年に1ミリづつ形成されるとのこと。本当に遅々とした積み重ね、私の感覚的にも、保全活動はまさに泥炭層のような歩みと感じます。あきらめることなく、信じて、積み重ねていきたいと思います。