なかいけみ生きもの探偵団、
いよいよ最終回のミッションは、「トンボの楽園ってホント?」
大阪府立大学准教授の平井規央さんを講師としてお迎えし、
実際にトンボやヤゴを捕まえて種類を調べ、
中池見のトンボの多さを実感しました。
名探偵の平井先生から、まず捕虫網について説明。
トンボを捕まえるコツは、フルスイングすること!
そういって、網を伸ばすと伸びる伸びる。
本格的な捕虫網を持たしてもらうと、探偵たちも、
天井まで届く~っと、テンションも一気にあがります(笑)
さぁ、出発!!
田んぼ周りのイトトンボやシオカラトンボを捕りながら、
堀切の水路、そして笹鼻池に向かいます。
頭の上はすでにチョウトンボだらけ!!(画像大きくなります)
広い笹鼻池が見えてきました。
途端に、これまで以上に飛び回るトンボの数が増えます。
名探偵がおもむろに、するする~~っと捕虫網を伸ばします。
長っ!!(笑)
さっそくチョウトンボをゲットして、
みんなで観察します。
こんな色なんや!!
めっちゃきれい!!
この画像では残念ながらわかりませんが、
実際のチョウトンボは、ただ黒い翅ではなく、
光の加減で玉虫に色が変わり、それは美しい翅色なのです。
草の上にとまっているチョウトンボを狙って・・・
えいっ!
笹鼻の池に到着。
まずは、飛び回っているトンボたちを捕まえようと、名探偵。
低い草の間にもイトトンボがたくさんいるよ。
トンボがいろいろ獲れたら、
次にタモ網を使って、ヤゴを探してみよう!
次々とヤゴをゲットしてきてくれる探偵たち。
1回目の時には、網から生き物を取り出すにも、
触るのが怖かったり、本当に一苦労だった探偵たちも、
今は、ひょいひょいと慣れたものです。
みんなで捕ったトンボやヤゴを観察して、メモメモ・・・
暑さが増してきたので、採集はこの辺にして日陰に移動。
そこで、あらためて採集したトンボやヤゴをチェックします。
チョウトンボをはじめとして、
シオカラトンボ、オオシオカラトンボ、ショウジョウトンボ、コシアキトンボ、
オオイトトンボ、クロイトトンボ、アオモンイトトンボ、キイトトンボ、
残念ながら、獲ることができなかったけれど、
目で確認できた、ギンヤンマやコフキトンボ、ウスバキトンボ。
ヤゴの中には、成虫の姿は確認できなかったけれどオオヤマトンボや、
もうシーズンが終わってしまったコサナエなども確認できました。
さらに、探偵たちからは、トンボやヤゴのエサのことや、
どれくらいで大人になるのかなどの質問も。
見て!バッタが手に乗って離れんよ~!
暑い暑い日でしたが、
ビジターセンターに戻る途中も、
まだまだ余力のある探偵たち(笑)
名探偵からは、
これまでの調査で、中池見には72種のトンボが確認されています。
そして、今日、歩いてみたように、
中池見には、田んぼや小川や池や林や、
トンボの棲むいろんな場所があります。
だから、こんなにたくさんのトンボがいるんですね、と解説がありました。
たくさんトンボやヤゴを獲ることができ、
いっぱい観察もできた探偵たち、
今回も、ミッションクリア!!ですね。
そして、全員3回ともミッションクリアで、見事コンプリートしました!
すばらしい!
探偵のみなさんからいただいた感想には、
本当にたくさんの生き物がいることの驚きと、
それらを見たり、捕まえることができた喜びの声が、
それぞれの絵と文にしっかり書き込まれていました。
また、保護者の皆さんからも、
まず、こんなに近いと思わなかったという声と合わせて、
こんな近い場所に、こんなに豊かな自然に触れられる場所があることの驚き、
また、3回を通してのお子さんたちのイキイキとした姿を喜ぶと同時に、
自分自身も楽しかったと、書いてくださって、
初めての企画としては、大変好評をいただき、ホッとしました。
最後に、探偵とアシスタント(笑)の皆さんで、記念写真を撮りました。
いい顔してね!
ハイ、なかいけみ~~~!!(パシャ)
いい笑顔をありがとう!
みんなの、楽しかった~~!の声が、とっても胸に残っています。
ご参加いただき、本当にありがとうございました。
また、この企画にご協力くださった、名探偵の皆さんも、
本当にご苦労様でした、ありがとうございました!!
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