中池見ねっとの取り組みについて
水田生態系保全及び環境教育のための事業
昔はどこででも見られた田んぼの生き物たちですが、農業の近代化などにより、水田環境が大きく変わったことで、今では絶滅危惧種となってしまったものも多くあります。中池見では、今では希少になってしまった田んぼの生き物たちの生息環境を守るための田んぼづくりを行っています。
- ミニ田んぼサポーター事業
- ミニ田んぼとは、1区画5m×5mの小さな田んぼのこと。市民サポーターさん一組一区画を一年を通してお世話いただくことで田んぼの生き物を育む活動です。このミニ田んぼは、無農薬であることはもちろん、株踏みから、田植え・草取り・稲刈り・ハサ掛け・脱穀と、お米になるところまで手作業で行います。
*ミニ田んぼサポーターは毎年募集しています。
- 生き物学校田や希少動物保全区画内での田んぼづくり
- 生き物学校田では、地元の小中高校の皆さんが、希少動物保全区画の一部では、中池見ねっとのスタッフが昔ながらの方法で田んぼづくりをしています。
- 小中高校の環境教育活動
- 中池見湿地をフィールドにした生き物調査や保全活動などの環境教育のお手伝いをしています。
中池見湿地やその保全活動に関する普及啓発事業
中池見湿地に親しみ、お楽しみいただけるように、様々なイベントを企画しています。どうぞ、お気軽にご参加ください。
詳しくは、敦賀市公式ウェブサイト内「中池見人と自然のふれあいの里」、または中池見湿地だより(スタッフブログ)をご覧ください。
中池見湿地全域の保全・整備やビジターセンターなどの施設管理
- 中池見湿地を訪れた方々が、安全に散策できるように、周回路の草刈りや補修を行っています。
- 湿地の動植物の脅威となっているアメリカザリガニやセイタカアワダチソウなど、外来生物を防除しています。
- 湿地環境の変化を知るために動植物のモニタリングを行っています。
- ビジターセンターでは、中池見湿地についてご案内したり、季節ごとに企画展示や生き物展示を行っています。
他団体や企業との連携事業
中池見湿地の保全に貢献したいという企業や団体の皆さんのボランティア活動を受け入れ、保全活動を行っています。
企業や団体と協働・連携して講座やシンポジウムなどのイベントを開催したり、イベントに参加したりしています。