中池見ねっととは

目的

広く一般市民に呼びかけ、敦賀市の大切な資産である中池見湿地に関して保全と管理に関する事業などを行い、絶滅危惧種を含む生物多様性の保全及び湿地の持続可能な利用を図り、自然と人間が共生できる豊かな社会の実現に寄与することを目的としています。

設立趣旨書

特定非営利活動法人中池見ねっと
敦賀市には、類まれな自然の残っている中池見湿地があります。袋状埋積谷(ふくろじょうまいせきこく)という特殊な地形で、深さ40m以上の泥炭層が堆積し、数万年にも及ぶ歴史が記録されています。
中池見湿地は江戸時代に新田開発され、伝統的な農法で耕作されてきました。泥炭層の深さゆえに乾田化されず、結果として多くの動植物が棲みやすい空間として残ってきました。絶滅が心配されている植物やたくさんの種類のトンボが見られ、多くの動植物が生息している貴重な場所です。里山の二次林や湿地とそのまわりの水路は、生物にとって、産卵、羽化、採餌、成長などの場であり、保水機能や景観を産み出す多面的機能を持つ空間です。
現在、日本の自然は、三つの危機によって生物多様性が脅かされています。一つ目は人間活動や開発による危機、二つ目は適度な人間活動が放棄されることによる危機、三つ目は外来種の侵入による危機です。
また、日本の農業は、担い手の高齢化と耕作放棄が進み、食糧自給率が低下し、安全な食糧の供給が大きな課題となっています。さらに、大量のエネルギー消費は、地球規模の温暖化を進行させています。
健全な生態系を確保しながら、伝統的な農法などで、持続的循環的な利用を高めていく取り組みを地域で実践し、自然共生社会を地域から創っていくことの重要性は、環境省が平成19年11月に策定された第三次生物多様性国家戦略の中にも述べられています。保全の取り組みは、非営利で、多数の市民が参画する活動として展開することが必要です。
敦賀市や地元地区、そして多くの市民が協働して、中池見を日本の生物多様性保全の象徴的な空間として、21世紀を生きる子どもたちに残していくことが、市民の責務であると考え、ここに「特定非営利活動法人中池見ねっと」を設立し、ひとりでも多くの市民の参加を熱望するものです。

定款

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定款

これまでの事業活動実績

セブンイレブンみどりの基金助成金事業(2009年)
中池見応援団-協働する市民による多様な生物多様性保全活動

Takaraハーモニストファンド助成金事業(2009年~2010年)
希少な湿性植物の生育域拡大に関する実践活動

敦賀市委託事業(2010年~2015年)
市民による中池見の管理・運営・活用事業

地球環境基金の発展助成による助成金事業(2011年)
中池見におけるアメリカザリガニの防除およびホトケドジョウの生息域拡大の実践

地球環境基金の一般助成による助成金事業(2012年~2014年)
中池見湿地の希少動植物調査・保全・復元活動

三井物産環境基金助成金事業(2012年~2014年)
中池見湿地における希少動植物との共生を目指した市民参加のミニ田んぼ活動

エコトーンプロジェクト2014(2014年)
中池見連続講座を開催、講座内容をまとめた冊子を発行。

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