活動・イベント

中池見フォーラム2015のご報告です~!

今月19日(土)に東郷公民館にて行われた中池見フォーラムのご報告です。
今回のフォーラムは、2部構成になっていて、
第1部は、中池見フォトコンテストの表彰式です。
表彰式審査員松永さん
今回のフォトコンテストで入選された作品をスクリーンにてご紹介した後、
表彰状の授与、そして、審査員の松永節夫さんから講評をいただきました。
松永さんからは、受賞した作品について、
見た人が中池見に行ってみたくなるような作品と評され、
また、撮影にあたっては、自分のイメージのシーンが訪れるのを、
辛抱強く待つことが大事とアドバイスいただきました。
表彰式に続いて、第2部の準備の間のカフェタイムです。
フォトコン入選作フォトコン応募作
今回のフォトコンテスト、全応募作品
中池見フォーラム会場内野一色さんが報告した昆虫の標本
保全活動に来てくださった皆さんや観察会の様子をご紹介したパネルや、
第2部で報告された、今年中池見で見られた昆虫類の標本。
なかいけみカフェ中池見ティー
赤米おにぎり
なかいけみカフェコーナーでは、中池見スペシャルティーの試飲や
中池見でとれたお米を使ったおにぎり(赤米入り)の試食もしていただきました。
カフェタイムも終了、続いては第2部の活動報告が始まりました。
まずは、今年中池見で活動された生徒さんたちによる発表です。

「中池見生き物学校田での体験活動を通して」
敦賀市立咸新小学校5年生のみなさん
今年も中池見で美味しいお米をたくさん収穫できたようです!
感想を素敵な俳句や新聞で表現してくださり、感動が伝わってきました。


「武生高校SSH『中池見環境保全プロジェクト』活動報告~特に中池見の生物について~」

福井県立武生高等学校 橋本さん、小川さん、山口さんの3人から、
今年度、中池見をフィールドに行われた保全活動や調査など、
このプロジェクトの様子が報告されました。
続いて、中池見で行われた野生生物の研究のお話です。
中池見フォーラム近畿大発表近畿大岡田さん
「中池見湿地に同所的に生息するドジョウ2型集団間に認められた生殖的隔離」
近畿大学大学院農学研究科 岡田龍也さん
中池見にいる普通の「ドジョウ」の中には、
どうやら「ドジョウ」によく似た別種のドジョウが混じっているとか。
身近な生き物にもこんな発見があるなんて驚きです。

中池見フォーラム藤野さん発表藤野さん
「まだまだいるぞ!中池見の生き物たち」中池見ねっと 藤野勇馬

これまでたくさんの研究者が中池見で生物の分布調査を行ってきましたが、
珪藻の仲間や地下の生き物など
研究者が少ないマニアックな生き物たちについてはまだまだ発見があるようです。

中池見フォーラム野一色さん発表野一色さん
「2015年に中池見湿地で見られた昆虫類」中池見ねっと 野一色麻人

中池見の昆虫も一見調べつくされたかのように感じますが、中池見初記録はもちろん福井県初の虫なども見つかるようです。
今回紹介された昆虫の標本は会場に展示しましたが、みなさま興味津々なご様子でした。
毎年毎年新たな発見があり、中池見の生物多様性の豊かさを改めて認識させられますね。

そして少しテーマが変わり、今後は人と野生生物との関わり方についてのお話です。
中池見フォーラム増田さん発表増田さん
「野生の生き物へのまなざしを考える」中池見ねっと 増田茂

虫や魚を捕まえた経験のない子どもが2割以上というアンケート結果があるそうですが、
生き物が嫌いな子どもたちが増えていることと合わせて、
ペットと野生の生き物とを区別しない捉え方を持った大人が増えることへの危惧が伝えられました。
中池見でも、獣害対策の檻わなに入ったイノシシが逃がされてしまうということがあります。シカやウリ坊を見ればやはりカワイイ!と思うので、逃がす人の気持ちがわからないわけではないのですが、獣害も人間活動が元となったことなら、なおさら、その結果は引き受けないといけないとも思います。
命は命に支えられている、そのようなことを伝えていく場として、
多様な生き物たちが関わりあって棲んでいる中池見だからこそ、
とても理解しやすいのではないかと思いました。
それにしても今日の皆さんの報告を聴くにつれ、
次はどんな面白いことが出てくるんだろうと、また来年が楽しみになりました!

コメント

  1. torasaito より:

    本日、中池見フォトコンテストの表彰状と副賞(中池見で採れたお米)そして4月観察会の写真をいただきありがとうございました。ブログで式典が盛会だった様子を拝見しました・・表彰式に欠席しお手数をおかけし申し訳ありませんでした。市内の近くに自然が豊かな場所があるなんて良いですね。少々家から遠いですが、来年も時々撮影に行きますのでよろしくお願いします。皆様には良いお年をお迎えください。

  2. スタッフuenoyama より:

    torasaito様
    お返事が年を越してしまって、大変失礼いたしました。
    改めまして、明けましておめでとうございます。
    昨年は、素敵な作品をご応募いただき、本当にありがとうございました。
    今年もどうぞ、季節ごとに楽しんでいただき、またいい作品をお寄せいただければ幸いです。
    本年もどうぞ、よろしくお願いいたします!

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