活動・イベント自然観察会

天気が悪くても出てきてくれた鳥たち、ちゃんと会えたね、よかったね!

今日は、2月の自然観察会。
テーマは、「初心者のためのバードウォッチング」、
この時期の観察会として、もう恒例となりました。
ご案内役も、毎回ご協力いただいている皆さんで、
中池見の鳥を長年調査されている、
日本野鳥の会福井県支部会員の吉田一朗さんと、
同じく野鳥の会の横山大八さん、田川亨さんです。
本当にいつも寒い中、ありがとうございます!

自然観察会

まずは、双眼鏡の使い方や、
鳥を観察するときの注意やコツをレクチャーいただき、
降らないうちに出掛けましょう~と、
準備しはじめた途端、
あらら~~、降ってきちゃいましたね~(苦笑)
自然観察会
まぁ、ちょっと双眼鏡の練習がわりに、
センター前の軒先からでも、探してみましょうと、
みんなで見ていると、
結構、声が聞こえたり、飛んで来たりしてくれます。
センター前の時点で、
カシラダカ、ミヤマホオジロ、セグロセキレイなどの小鳥たちや、
ノスリのホバリングまで見ることができました。
そうこうしているうちに、雨があがり日もさしてきました。
自然観察会
じゃ、歩きましょう!ってなわけで、おもむろに出発。
林縁部では、舌打ちするような小鳥の地鳴きが聞こえます。
ただし、わかる人のそばにいないと、誰の地鳴きだかわからないけど(笑)
北堀切へ・・・
自然観察会
湿地の中に残るヨシ原では、オオジュリンを探しました
が、
今日は見れずで、残念。
研究田あたりのヤナギを、あちこち移動するモズは見えたものの、
また、雨がざ~っと降ってきたりして、コンディションが厳しくなりました。
せっかくなので、水鳥でもいないかしらと笹鼻上流部の池に向かいます。
自然観察会自然観察会
仮設道路沿いに、大量のニホンアカガエルの卵塊発見!
番外編ですが、やっぱりプルプルの卵には、ぜひ、触れてもらいたいですよね(笑)
生き物が大好きというちっちゃいお兄ちゃんに、藤野君から手渡し。
どうだった?(笑)
自然観察会自然観察会
池では、先発組がコガモを見たけど、飛んじゃったと残念そうにしていました。
なんもおらんかなぁと、見ていたところ、カイツブリが登場。
さらに、カワウが飛んで来て、ちょうどカイツブリのいるあたりへ着水。
そしてすぐにまた、飛ぼうとします。
一網打尽のシャッターチャンス(笑)!とばかりに撮りましたが、
カイツブリは写っておらずで残念。
たまたま草の陰に入ったか、もしかしたら、潜水してしまったのかな、
とにかく、カワウの飛ぶところしか写ってませんでした。
ここで雨が強まり、さらに冷たい風に吹きさらされて厳しくなったので、
センターに戻りました。
さぶ~~~~!!
自然観察会自然観察会
戻りながらも、何かいないか探す皆さん。
センター前の田んぼを覆う雪の上にも、なんか鳥の足跡が・・・
水かきあるよね?なんやろう・・・
気になるけど、とにかく寒い!今は寒い!!(笑)
暖かいセンターに戻って、はぁぁ~~
自然観察会自然観察会
正味一時間ほどでしたけれど、センター前から見始めて、
ぐるっとまわったフィールドで、見聞きできた鳥をみんなでチェックしました。
その結果、
カシラダカ、ジョウビタキ、シジュウカラ、ウグイス、メジロ、ホオジロ、
ミヤマホオジロ、ハシボソカラス、コガモ、カワウ、ノスリ、カイツブリ、
キジバト、ヒヨドリ、モズ、セグロセキレイ、トビ、カケス、シロハラ
以上の19種でした。
それぞれの鳥についてのエピソードを伺ったり、
また質疑応答などを経て、
最後に、田川さんが昨年秋に撮影したノジコの写真を見ながら、
吉田さんにノジコの解説をしていただきました。
ノジコ
昨年秋に田川さんが撮影したノジコ画像です。(大きくなります)
ノジコは、日本でしか繁殖が確認されていない、
世界でも絶滅が危惧されている小鳥です。
渡りの中継地として、多くのノジコが中池見を利用していることが、
吉田さんたちの調査でわかり、
そのことが、ラムサール条約の登録基準2「絶滅のおそれのある種や群集を支えている湿地」にあたるとされたのです。

しかし、新幹線のルートが湿地にかかることがわかった今、
吉田さんは、この鳥にとって大切な場所がなくなってしまうことに、
大変な危機感をもっている、
だから、どんな影響があるのか、これからもしっかり調査していきたいと話されていました。


中池見にたくさん来ているとわかっていても、
なかなか見つけることができないノジコ。
ただでさえ小さくて、しかも茂みの中に隠れているからなんですが、
だからこそ、人知れず絶滅してしまう可能性もある、
気づいた時には、二度と姿を見ることができなくなっていた、
なんてことになりかねないのですよね。

淡々とした語り口の吉田さんですが、
そのお話からはいつも、本当に鳥が好きで、中池見が楽しくて、
その思いがいっぱいいっぱい溢れてきます。
参加者の皆さんにも、その思いは十分伝わったのではないかと思います。
定例の観察会としては、年に一度の機会になってしまいますが、
ビジターセンターを、鳥見ファンの皆さんが集う場所にしていただけるといいなぁと、
名残惜しげに双眼鏡をのぞいているチビッ子から年配の方まで、
その背中を見ながら思いました。
さて、来月の観察会は、
第2日曜日が環境フェアと重なるため、
第3日曜日、3月16日に予定しています。
テーマは「里山の春を見つけよう」です。
どうぞ、お楽しみに!!

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