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ワークショップ終了!課題の山の向こうだけど、目指すべき中池見が見えました。

1993年頃の中池見。

今回のワークショップで復元したいとイメージされた中池見です。
昔ながらの田んぼがある一方で、
減反政策によって放棄された場所がヨシ原となり、
場所によっては、低い草原になり、と、
パッチ状の複雑な、しかし、それが美しい景観となって、
訪れた人たちを魅了した中池見。
周囲を山に囲まれているから、遠くからではその姿はわからず、
たどりついて視界が開けた途端に広がるその風景は、
何度来ても感激しました。
何より、生き物の多さ、
当時、まだ2歳の娘の小さなからだにとまったたくさんの赤とんぼ、
こども達が手に持つ小さなバケツには、
まず最初に、大きなタニシとイモリが入っていました。
一面に水草が広がる水路、
その中を泳ぐ小魚を獲ろうと、
木橋にずらっとうつぶせになって網を伸ばすこども達。
中池見の景観とともに、そんな思い出が頭の中を駆け巡ります。
分科会と全体会をくり返しながら、
膨大な課題と向き合い、優先順位をつけ、目標設定をし、
誰が、いつ、どこで、何をする、ということまで穴埋めをする。
期待と同時に、3日間でそんなことができるのかと不安もありましたが、
思いがあれば、できるものですね。
もちろん、明日から即作業!というわけではありませんが、
めざすべき中池見が見えた、
そして、まずやらなければならないことが整理された、
これは、現場にいる私たちにとっては、
本当にありがたく、心強いことです。
何より、今回のワークショップの最大のご褒美は、
いろいろな立場からの多くの方々との出会いとつながりです。
ハードなワークショップでしたが、すべての時間でエンパワーされ、
頭と体は疲労困憊ですが(笑)、心はとても元気になりました。
徹夜で大車輪の活躍をされた、日本自然保護協会のスタッフのみなさんや、
全体の進行をされた日本獣医生命科学大学 羽山伸一先生をはじめ、
本当にすべての関係者のみなさん、参加者の皆さんに感謝します。
ありがとうございました。
なお、今日は3/11。
もう1年なのか、まだ1年なのか、
今日を迎えられた被災者の方々の苦しさは、いかばかりかと心が痛みます。
謹んで、大震災によりお亡くなりになられました方々の
ご冥福をお祈りするとともに、
被災された皆様に心からお見舞いを申し上げます。
14:46、ワークショップの会場からも、参加者全員で黙祷を捧げました。

コメント

  1. 七七丸 より:

    敦賀へやってきて、まだ、10余年の私にとって、現在、そして、ここ10年の中池見も十分素敵なところだと言う気持ちでした。
    でないと、毎週のように訪ねて行くことはありません。
    しかし、この10年余の中でも,失われて行ったものは多いという思いを抱いていたことも否めません。
    お子さんたちがうつぶせになって網をのばした木橋、あの先の江にはトチカガミが咲いたのを僕だって知っています。
    湿地の回りの山を歩くようになったのは,ひょっとしたら、湿地の残念な姿から目をそらすようだったのかもしれません。
    素敵だと,思っていたけれど,10年の間でも気に病むくらいの変化はあったのですね。
    93年の景観をご存知なのですね。
    とても羨ましく思います。そして、僕もその景観を見てみたいと思います。
    ワークショップで築き上げられた行動計画に期待したいと思います。一市民にすぎない僕らのようなものにも、その行動計画が周知され,さらには啓蒙さえ行われるようにし,僕らが積極的にその行動に参加したり,もしくは、あらたな行動計画を提案できたり,そのようにしたいですね。
    ワークショップでの3日間に亘る御議論,ありがとうございました。
    東北地方の1年前までの素敵な生活環溢れる景観,そして、自然景観,ぜひ、みなさんの笑顔とともによみがえりますように。
    僕も,お祈り申し上げました。

  2. スタッフuenoyama より:

    大切な敦賀の宝、中池見。
    立地からいっても、どうしてもまだまだ中池見をご存じない方、
    知っておられても、その価値は見えにくいので
    なんとも思われないということもあると思います。
    まずは、市民の皆さんに、中池見を知っていただく、
    こんなすごいお宝だとわかっていただく、
    そうすれば、自慢したいし、大切にしなきゃって思っていただけるはず。
    自慢しいの市民が増えるよう、これからもがんばります(笑)

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